さっきネットで見つけたニュース。

これだけの短いニュース


栃木県日光市は17日、記録的な豪雨の影響で、
東京電力
福島第一原発事故に伴う除染で出た汚染土や草を詰めた
「フレコンバッグ」と呼ばれる土嚢(どのう)袋(容量1立方メートル)が川に流出したと発表した。
少なくとも334袋が流出したとみられ、うち20袋は下流で回収したが、中身は空だった。】

でも小さなニュースでしょうか?
大変なニュースだと思います。

フレコンバッグというのは、あの下品な黒や青の袋、
今や福島県の至る所に積み上げられている袋です。
除染土が入っているけれど、耐久性は低く、
数年後にどうなるのか分からない。
つまりやっつけ仕事みたいな除染作業から出た原発のゴミ
この作業のために多くの人が駆り出され、
多額の税金が使われ(なぜか東電のお金ではない)
多くの人が大なり小なり被爆しながら作業した。

今後、これをどうするのか、どこに埋めるのか
よくもめていますが、
日光市では、川に流されたそうです。
耐久性の低い袋ですから、除染土は、放射能と一緒に川の水に紛れてしまいました。

どうやって処分するか困っていた行政にとっては、
面倒なものを処分出来て、内心助かっているかもしれません。

そして、問題は、こんな小さなニュース、テレビでは今報道している場合かっていうことです。
小さくても重要なことはたくさんあります。
ラッキーなことにネットで検索すれば、いろいろな情報を得ることは出来ます。

知ることで、辛くなることはたくさんあるけれど、
自分たちの国で、自分たちの近所で起きていることだもの
知らなければいけないと思い、ブログにアップしてみました。

今日もなあんとなく心が暗くなる、そんな天気です。