若い頃は、「別に長生きなんかしたくない」
という人がいる。
若さは、傲慢だ。
私もそんなことを言っていた。
40歳で、何故か人は折り返し地点に立つ。
人生80年と言われているからだろうか?
しかし、実際は、人生は80年ではないし、
自分の人生が80年あると思うのは大きな間違いだと私は思っている。
80歳を過ぎると4人に1人は認知症だ。
そもそも認知症という病気がここまで普通の病気になったのは、
人が長生きするようになったから。
長生きしているからと言って、みんながみんな元気で好きなことが出来るわけではない。
よくないなぁと思うのは、
テレビなどに登場するお年寄りが、みーんな元気すぎることだ。
確かにみなさんびっくりするほど若い。
80歳?90歳?
見えない見えない。
生涯現役?
外見も、頭もしっかりしていて、下手すれば毎日走ってたりする。
しかし、それは普通の人ではない。
特別な人だ。
自分にそのまま置き換えて考えるのは、都合よすぎると言うモノだ。
元気なお年寄りばかりテレビに登場させて、
みなさんも80代現役で過ごしましょう!とか言って
サプリメントを売りつけるのは、大概にしてもらいたい。
サプリメントを飲んだから元気なのか?
元気だからサプリメントを飲もうが飲むまいが元気なのか?
どちらだと思いますか?
人生後半戦に入ってしばらくすると、
「長生き」が目標になっていいと思っている。
何かをするとか、達成するとか、
そんな大した目標ではなくていい。
とにかく元気に少しでも長く生き延びること。
生きていれば、びっくりするモノが、事件を見るコトが出来る。
子どもの頃には想像も出来なかったモノが出来るし、
想像も出来なかった事象が起きる。
それを見るだけで価値があると思う。
基本は「元気」であることだ。
とりあえず自力で食べ物を飲み込み、排出すること。
しかし、この世は住みにくい。
年取ればほとんどの人は収入がなくなるにもかかわらず、
年金は減らされ、
絶対に出て行く支出は、増える一方。
水道光熱費、税金、通信費、介護保険料
テレビだって、電話だって、昔よりもお金が掛かる。
どうやって今後生きていくか?
それは、歳を取るにしたがって、生活を縮小して行くことだと思っている。
買い物を減らせば、ゴミも減る。
つまりエコ生活を心がけていくこと。
その生活をするためには、それにふさわしい場所、家が必要だと
今は、そういう家に引っ越すことを当面の目標にして生きている。
自分の生活の基本、住む家をいかに過ごしやすい空間にするか?
それが今の私の一番の興味であり、余生を楽しむメインにある。
そんな家があったら、「長生き」を目標に少しでも生き延びてみたいと思っているのだ。