統一地方選挙前半戦を終えて、怖ろしい結果になっている。

とにかく関心が薄い。
投票率が低い。

選挙の投票率が低いのは、
その国の民主レベルが低いということだと思われる。

この国は、
この国の国民は、本当にヤバいかもしれない。

自分のことだけで、政治や社会や他人のことにはもう心を配れない状態になっているのかもしれない。

20歳以上の全国民に選挙権がある。
この事実の素晴らしさに気づけなくなってしまった。
当たり前のことは、本当は当たり前のことではない。
自分に選挙権が与えられ、それを行使できることは凄いことなのに。

私の居る東京地方の選挙は、26日。
でも、前半がこれで、世の中から選挙の色が感じられない今、
26日も同じような感じになるのだろうな。

前半で、気になった鹿児島県について

鹿児島県は、川内原発再稼働という大問題を抱えた県。
地元住民は、原発によって国からお金が入るから賛成している人も多いが、
近隣は、ほとんど反対。
当たり前だ、事故によって被害をこうむるのは、地元だけではなく、近隣も。

その鹿児島県議戦に、なんと民主党は、ひとりも公認候補を立てなかったのだ。
「勝てる候補」を見つけるどころか、「手を挙げる」人も見つけられなかったとか。

野党第一党の民主党が、候補者を擁立しない。
有権者は、一体誰に投票したらいいのか?
選択権がないということだ。

こんなことになっていたら、投票率が下がるのも仕方がない。
ということになってしまう。

一体、どうなっているのだろうか?

これはすべてマスコミのせいかもしれない。

マスコミが、与党政権の都合の良いことしか報道しない。
その情報を鵜呑みにしすぎる国民。
もう、この国は、ダメなのかもしれないと、感じる。

一方、山本太郎議員が、街角に立って、国民と質疑などを展開している。
その様子を見ていると、この国もまだまだ大丈夫
こんな凄い人がいるのだから。と感じる。

今日は、ガンジーの言葉で締めくくります。

「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、
それでもしなくてはならない。
そうしたことをするのは、
世界を変えるためではなく、
世界によって
自分が変えられないようにするためである。」

by マハトマ・ガンジー