今期放映されたドラマ『流星ワゴン』つまらなかったですねぇ。
(まだ最終回を含む2話を未視聴)
正確には、どんどんつまらなくなりましたねぇ。
前々クールの『あすなろ三々七拍子』
あまりにつまらなくて、途中であきらめました。
2話か、3話は見ました。
私は、以前から書いているように重松清さんの本は大好きです。
ただはずれの作品もありました。
というのは、好きなジャンルでない本も書かれているからだと思います。
重松さんの本の人気で、最近テレビドラマ化も増えているのではないかと思います。
しかし、2回続けてつまらなかったのには参りました。
今回の『流星ワゴン』なんて、
西島秀俊さん、井川遥さん、香川照之さんと
魅力的で大好きな役者さんが揃ったにもかかわらず、
どんどんつまらなくなっていったのは、本当にがっかりでした。
どちらも原作を読んでいないので、
ドラマ化のどこかに原因があるのか?
それとも原作に原因があるのかは分かりません。
実は、以前放映されて高視聴率を取った『とんび』という作品は、
本を読んでいました。
そして、実は、重松作品の中で珍しく最後まで読み切れなかった本でした。
ドラマでも、本でも、映画でも、芝居でも、
面白くなるまでにしばし我慢しなければならない作品というのがあります。
どんな作品でもプロローグから面白く出来るとは限らないからです。
だから、しばらくは我慢して読んだり、見たりします。
でも、どうしても我慢できなくなったり、
これは時間の無駄だと感じた時は、ストップするようにしています。
それでないと一生のうちに読める本の数なんてタカが知れているので。
『とんび』はそれほど原作が好きになれなかったのに、
ドラマは大ヒットしました。
そして、私はそれをうっかり見過ごし、ずっと再放送を望んでいたら、
ラッキーにも見つけました。
来週から再放送あります!
ビデオ予約もしました。
ハッピーです。
最近の2作品がつまらなかった分、堪能したいと思っています。
『流星ワゴン』がつまらなくなっていった理由の一つには、
話の中心が広がりすぎたということにあると思います。
本は、長編になれば、いろんな人間、事件を網羅することが出来るけれど、
1クールのドラマや映画の場合は、何かを捨てて行かなければいけない。
そもそも映画や芝居を作る時は、無駄を捨てる作業です。
ところが、このドラマは、最初は、
主演の西島秀俊さん演じる永田一雄の家庭を修復するためにタイムトラベルする話だった。
妻や息子の問題に直面する。
そして過去に戻って、やり直し未来を変えていく。
そんなドラマなのだと理解しました。
家庭問題を解決するためには、
自分の父親(香川照之さん)との関係も修復する必要があった。
そこまでは良かったのだけれど、
その内、吉岡秀隆さん演じる橋本家族の話が入ってきて、
話が膨れ上がるとともに、とっ散らかってしまった感があります。
息子の問題、妻の問題をもっと掘り下げて、
その合間に、自分の父親との関係を挿入することによって、
最終的には父との和解。という方向に行く。
それが大筋としてぶれなければもっとうまく行ったと思うのだけど……。
脚本家の八津弘幸さんという方の力なのか?
企画側からのプレッシャーなのか?
はたまた
ドラマが面白くなるかどうかは、とにかく脚本です。
このように原作モノの場合は、
その原作の意図するところを読み解き、
無駄を排除して、
いかに映像的なドラマに仕上げていくか?
脚本家の力が試されるところです。
良い本がなければ役者さんがどれほど魅力的でもどうにもなりません。
因みに今調べてみました。
『とんび』の脚本は、森下佳子さん
『あすなろ三々七拍子』の脚本は、吉田紀子さん、ふじきみつ彦さん
ついでにそれぞれのシナリオライターについて調べてみました。
ちょっと長くなりそうなので、続く……
(まだ最終回を含む2話を未視聴)
正確には、どんどんつまらなくなりましたねぇ。
前々クールの『あすなろ三々七拍子』
あまりにつまらなくて、途中であきらめました。
2話か、3話は見ました。
私は、以前から書いているように重松清さんの本は大好きです。
ただはずれの作品もありました。
というのは、好きなジャンルでない本も書かれているからだと思います。
重松さんの本の人気で、最近テレビドラマ化も増えているのではないかと思います。
しかし、2回続けてつまらなかったのには参りました。
今回の『流星ワゴン』なんて、
西島秀俊さん、井川遥さん、香川照之さんと
魅力的で大好きな役者さんが揃ったにもかかわらず、
どんどんつまらなくなっていったのは、本当にがっかりでした。
どちらも原作を読んでいないので、
ドラマ化のどこかに原因があるのか?
それとも原作に原因があるのかは分かりません。
実は、以前放映されて高視聴率を取った『とんび』という作品は、
本を読んでいました。
そして、実は、重松作品の中で珍しく最後まで読み切れなかった本でした。
ドラマでも、本でも、映画でも、芝居でも、
面白くなるまでにしばし我慢しなければならない作品というのがあります。
どんな作品でもプロローグから面白く出来るとは限らないからです。
だから、しばらくは我慢して読んだり、見たりします。
でも、どうしても我慢できなくなったり、
これは時間の無駄だと感じた時は、ストップするようにしています。
それでないと一生のうちに読める本の数なんてタカが知れているので。
『とんび』はそれほど原作が好きになれなかったのに、
ドラマは大ヒットしました。
そして、私はそれをうっかり見過ごし、ずっと再放送を望んでいたら、
ラッキーにも見つけました。
来週から再放送あります!
ビデオ予約もしました。
ハッピーです。
最近の2作品がつまらなかった分、堪能したいと思っています。
『流星ワゴン』がつまらなくなっていった理由の一つには、
話の中心が広がりすぎたということにあると思います。
本は、長編になれば、いろんな人間、事件を網羅することが出来るけれど、
1クールのドラマや映画の場合は、何かを捨てて行かなければいけない。
そもそも映画や芝居を作る時は、無駄を捨てる作業です。
ところが、このドラマは、最初は、
主演の西島秀俊さん演じる永田一雄の家庭を修復するためにタイムトラベルする話だった。
妻や息子の問題に直面する。
そして過去に戻って、やり直し未来を変えていく。
そんなドラマなのだと理解しました。
家庭問題を解決するためには、
自分の父親(香川照之さん)との関係も修復する必要があった。
そこまでは良かったのだけれど、
その内、吉岡秀隆さん演じる橋本家族の話が入ってきて、
話が膨れ上がるとともに、とっ散らかってしまった感があります。
息子の問題、妻の問題をもっと掘り下げて、
その合間に、自分の父親との関係を挿入することによって、
最終的には父との和解。という方向に行く。
それが大筋としてぶれなければもっとうまく行ったと思うのだけど……。
脚本家の八津弘幸さんという方の力なのか?
企画側からのプレッシャーなのか?
はたまた
ドラマが面白くなるかどうかは、とにかく脚本です。
このように原作モノの場合は、
その原作の意図するところを読み解き、
無駄を排除して、
いかに映像的なドラマに仕上げていくか?
脚本家の力が試されるところです。
良い本がなければ役者さんがどれほど魅力的でもどうにもなりません。
因みに今調べてみました。
『とんび』の脚本は、森下佳子さん
『あすなろ三々七拍子』の脚本は、吉田紀子さん、ふじきみつ彦さん
ついでにそれぞれのシナリオライターについて調べてみました。
ちょっと長くなりそうなので、続く……