家事仕事大変ですか?

私は主婦歴8年の新人で、まだまだ家事のプロとは言えません。
料理することは、自分が食べるわけですから、主婦としてではなくてもずっとやってきましたが、
主婦の大変なところは、自分の食べたいモノを食べたい時に作ればいい、わけではないところですよね。

家族の都合に合わせて、その時間に。
下手すれば、一日に何回も温めなおしたりして食事を提供する。
だから大変なんです。
一日三回、そんなことやってたら自分の時間なんかありません。

そもそも料理が好きな人でも嫌いになると思います。

そこで、毎日やらなければならないことを少しでも楽しいことに変えるために
みなさんとっても工夫されているのだと思います。

私の場合は、
作りたい時にとにかくまとめて作ります。
八ヶ岳の帰りに山ほど地元の野菜を買ってきた次の日は勿論料理の日ですし、
一週間の内、数日は料理の時間を取らないと、
逆に日々の家事が大変になる。

料理作る日は、仕込み料理からまず作り始める。
例えばカレーを煮込む。
煮込みながら、こちらで野菜を肉で巻いたり。魚を漬けたりと下ごしらえ。
そして最後に、その日の夕食の準備に入る。
だから我が家では、台所にカレーの匂いが立ち込めていても
その日の夕食はカレーではなかったりするわけです(・∀・)

以前、副交感神経のことに興味を持って調べていた時
ある知り合いに言われた言葉をずーっと思い浮かべながら料理を作ります。
会話の流れの中で彼が言ったひとこと
「ゆっくり家事をするのって副交感神経の働きにいいらしいですね」
つまり、ゆっくり家事をすることは、身体にいいのだ。
身体にいいということは、
家事のストレスをためない=精神にもいいことになる。

近年、みんな忙しくなり、何もかもせわしなくなり、
まるで時計の針が以前よりも早くぐるぐる回っているような錯覚をするが、
そんなことはない。(もちろん)
やることが増えて(または自分で増やして)忙しくなってしまっている。
でも、時間の使い方は本人次第だから、
ある日、のんびり煮込み料理を作る時間を持てることは、精神衛生上とてもいいことなのだ。
まあ、イメージしてみれば、みんな分かると思う。

そんな時間あるわけないじゃん。
とおっしゃる若い方は多いかもしれないが、
そんな時間をきちんと作れている若い方もいる。
実際、忙しい時の方が有意義な時間は作れるものだ。

だから、毎日の家事は大変だけど、
時々、今日は布団干すぞー!
今日はテレビの裏側を掃除するぞー!
今日はあめ色玉ねぎを作るぞー!
という日は、それはそれで充実した日になるのだと思う。

日々、それを楽しむことが如何に難しいか?
でもそれを実践している人が実際に存在していて、
その人たちが一番幸せを知っている人なのだと思う。
そもそも家事は、誰かがやってくれなければ、それぞれの人がやることになる。
つまり誰だって出来なければならないモノ。
それを楽しむか楽しまないかで、人生はかなり差がつくのだと思う。