ウクライナ問題を解決するべく
ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領とともに
ロシアのプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領が
内戦後、初めて同じテーブルに着いた。

ロシアのクリミア半島併合からどれだけ経っただろう?
当時は、アメリカ主導で行われていたが、
結局、遠い国アメリカを排除しての会議で結果を出した形。
15日に停戦という結果。

ヨーロッパの問題は、ヨーロッパで片付けようということだ。

アジアの経済会議にも必ずアメリカがいる。
アメリカは、世界の警察のみならず、
経済に関しても世界中で主権を取りたいようだ。
そしていつもそれに追従している日本と言う国がある。

これだけの経済大国なのだから、
アジアの経済については日本が主導権を取ってやった方が
日本は勿論、多くのアジアの国にとって良かったと思うが、
日本にはその力がない。

以前から言われていることだが、
外交力が恐ろしく劣っている。

これは日本人が全般的に議論というものを出来ないという
日本の教育、日本人の国民性によるもので、
政治家だけが外交力を持つなんてことは期待しても無理なのだろうか?

いや、そんなことはない。
政治家なのだから。
高い給料もらっているのだから。
そもそもお金が掛かる政治家は、もはや一般市民は成れない職業になってしまったのだから。
そもそもお金持ちの家に生まれ、
政治家の家に生まれ、
充分なお金で教育を受けてきたのだろうから。
なんとかしてもらいたい。

隣国、中国との領海問題にしても、アメリカが口を出してくる。
それで助かっている雰囲気の日本政府の姿も垣間見える。
自分一人では何もできないからだ。
「お隣さんの木が境界線を越えてきて困ってるだ」
と親に電話しているようなものだ。

どんな問題だって当事者同士が対面して時間を掛けて話し合うのが解決への一番の近道だと誰でも知っている。

昨日の4者会談は、時間を延長して16時間話し合ったそうだ。
一国の問題を話し合うのに、別に長い時間ではない。
でも恐ろしく忙しい国家元首4人が16時間使うのは大変なことだろう。
でも、それで結果が出たのだ。
何にも変えられない。

日本の首相も、中国や韓国に出向いて関係改善のために時間を使ったらどうだろうか?
ODAという名のお金をばらまいて、歓迎を受けて気持ちよく滞在できる国だけでなく。

お隣は近いです。
そして大切に、仲良くするべきです。