今日は、日本では決して報道されない、すでに危なくなっている大失敗の経済政策アベノミクスについて、海外ではどのように報道されているかの一部を利用しつつ、私の考えを。
下記引用は、すべてジム・ロジャーズ氏が、アメリカの経済紙などに寄せた記事の引用です。

アベノミクスについて「目先はハッピーだが、将来のツケは深刻なものになる」と指摘しています


「もし私が日本の若者だったら、外国語を習得して日本脱出に備えます。もしくはカラシニコフ銃を手に立ち上がり、革命を起こそうとするかもしれません」

カラシニコフはどうか?と思うし、銃を持っての革命は反対ですが、それほど危機的状況にあるという意味でしょう。

日本の元凶は累積する債務残高だ。
「そもそも、金融緩和もオリンピックも長い目で見れば日本の債務を増やすだけ。債務の積み増しはいつか必ずインフレを起こす」
「国の借金が増えるリスクの方が恐ろしい」
「問題はカットできるコストがあるのに減らそうとする努力をしていないところにある」
「日本はインフラにカネをかけ過ぎている」
「目先はハッピーだが、将来のツケは深刻なものになる」

歳出削減という、家計ではあたりまえのことを全くやっていないで、「資金が足りないから福祉は後回し」「消費税を10%に上げないと福祉予算はでないぞ!」と国民を脅す政権。
おかしいと思いませんか?
消費税を8%にあげて、税収が増えたのに、そのお金はどこへ行ったんでしょうか?
毎日のようにマスコミ各社の会長社長と東京で会食している安倍総理の資金源はどこからでているのでしょうか?(これについては参議院議員山本太郎氏が、すでに意見書を提出しているのでその返答を待ちたいところです)
結局経済がよくなったように言っている今の現状ですが、よくなったのは輸出関連企業、そして東京オリンピックに向けてのインフラ整備。これって私たちの税金使って、お金回しているだけなのですが、私たちの生活豊かになりますか? 東京オリンピックのための競技場作っても、私たちの生活は税金ばかり増えて全く楽にならないですよね。
残念ながら、私には目先のハッピーさえ、無い。

「安倍晋三首相は最後に放った矢が自分の背中に突き刺さって命取りとなり、日本を破綻させた人物として歴史に名を残すことになるでしょう。自国通貨の価値を下げるなんて、狂気の沙汰としか思えません」

円安誘導で、なんだか景気がよくなる、なったかのように報道されて、そう感じている方いませんか? あり得ないですよね。日本円で稼いでいる私たちにとって、その円の価値が下がることが良いわけがないじゃありませんか? 為替は変動するモノだし、そのことによって、得する企業と損する企業がいるのは当然。でも今お財布に入っているお金の価値が世界的に見て下がり続けているのに、それを良いことのように感じることは不思議以外の何物でもありません。
そもそも日経平均が昨年飛躍的に上がったように報じられています。でも、海外の投資家から見ると円安によって、日経は全く上がっていないのです!! ですから、海外投資家にとっては、今も日本の株は安値感があって買われているだけです。
そもそも株価と経済はすでに乖離してしまっているので、株価が上がって喜ぶのは投資家だけです。上がったからと言って、私たちの生活に何かいいことが降りかかってくるわけではありません。

「日本株と外貨を購入すべきです。私だったら米ドル、香港ドル、人民元を買います。そして海外に銀行口座を開設すること。個人も法人も、ある程度の資産を保険として海外で保有したほうがいい。若い人は絶対に中国語を勉強すべきです。日本に骨を埋めるつもりなら、農地を買ってトラクターを運転できるようにもなってください。これからは農業の担い手が不足するので、食糧を生産できる人の将来は安泰です」

一番大切なことは、日本のマスコミでは報道されていないということです!!
今インターネットがある世の中。海外のニュースだってオンタイムで読むことが可能です。
何が大切か?
少なくとも英語を理解する事。
そのことによって、偏った日本のマスコミ報道から抜け出すことが出来ます。

若者は今、仕事があるうちに(非正規労働者は歳を取るほど悲惨です)海外や、海外の報道にもっと目を向けて、今後の自分の人生をどうしていくのか考えるべきです。

最近、日本の若者層で、農業に興味を持つ人が増えたというニュースを聞くことがあります。
彼らは、若くして何らかの危機感をきちんと肌で感じているのだと思います。

経済が良くなればハッピーですか?
そんな時代はもう終わったのだと私は思います。

地に足付けて生きていくために、何が必要か?
よく考えて今から行動して行かないと、
将来は生活保護かホームレスです。
その生活保護だって年金同様、未来の保証はないのです。