さっき、出かけてきた。
今日は、ふたつついていないことがあることに、気づいた。

ひとつは電車の時間。
もうひとつは、小銭。

電車はJRに問題があるのだと思うが、
行きも帰りも、目の前で電車に行かれてしまった。

中央線沿線でよくあることだが、
駅の改札を通過する辺りで電光時刻表を見る。
今日の場合、利用できる電車が2つ以上あるので、
どちらの線を利用した方が早いか、
歩きながらチェックして、早い方のホームへ上る。
そして2度とも、目の前で電車が出て行ったのだ。

私は、歩くのは遅くない。
実は、かなり早い方。
次の電車の時刻を改札通過時に見て、
ホームに着くまでにその電車が発車してしまうというのは、
どう考えてもJRのミスだと思うのだ。
自発の電車の時刻を入れ替えるタイミングを間違っているのだ。
これ、多くの人が中央線沿線で起きていると思うのだけど、
誰も言わないのかしら?
JR職員は誰も直そうと思わないのかしら?

もうひとつの、小銭は、
買い物するたびに、端数が6円だったのだ。
10円払うと、4円というかなり面倒な小銭がお財布に入る。
だからと言って、1円を出して5円玉のお釣りをもらおうというのも、
結構面倒。

最初の買い物の時、財布の中に4円という小銭があった私は、
お釣りをもらって8枚の一円玉を財布に入れる羽目になる。
次は、使って減らしたけど、
またまた6円に出会ってしまったという、
何とも、小銭についていないというか、6円についているというか
そんな日だった。

帰り際、駅で募金活動をしている若い女性に出会った。
募金については、以前詳しく書いたので、ここでは辞めておくが、
彼女のか細い声に引かれて、
それがペットの里親探しをしている団体の募金だったのと、
例の一円玉がお財布の中にたくさんあったから、
後ろ髪を引かれるように戻って、お財布を広げた。
「ありがとうございます」
と言われるほど、募金するつもりはなかったのだ。
「小銭だけど……」と言いながら、
小銭入れの中で手を動かす。
一円玉と十円玉があるわあるわ。
結局、今日ついていなかった小銭は、
すべてその募金箱の中に入っていった。
そして「お礼」まで言われてしまった。

結局、今日はラッキーな日に変わったのだった。