「歯」大切にしていますか?

私はしています。
私が子どもの頃の歯医者は酷くて、
虫歯になると、どんどん削って、銀色のモノをかぶせた。
時代が違うのだから仕方がない。
こういったことは教育だから。

西洋の国では、随分前から歯の矯正などは当たり前のことで、
普通に教育を受けたアメリカ人で、
歯並びの悪い人はいない。
つまり虫歯も出来にくい。

私の場合、大人になって自力で歯の治療を始めてから、
いい歯医者に出会い、
お蔭で歯の手入れについての意識がどんどん変わった。
そして今は、3ヶ月に一回とかのペースで
定期健診&歯のお掃除のために歯医者に行く。
勿論、時々トラブルが起これば、すぐに電話して行く。
だから、数日かかるような治療をここ十数年はやっていない。

昨日ラジオで得た情報によると、
歯医者に定期的に通院するという習慣は、
なんと!
スウェーデンでは、100%
日本では、2%
というではないか!!
なんだ?この差は?

きちんとその教育が歴史的に行われてきた国と、
未だに、金銀の歯を入れた人を見るコトが出来る国。
その違いだ。
上記の通り、時代が違うのだから仕方がない部分はあるが、
今は親がしっかり教育をしていくべきだ。

歯医者は、怖い所、痛い思いをするところ。
というのが、私の子どもの頃の歯医者のイメージだったが、
今の私には、それはもうない。
しかし、私と同じ年代の人には、
未だにそう思っている人の方が多いのではないだろうか?

歯医者に行った時に、
次の予約を入れてくればいいのだ。
それが1ヵ月後なのか、3ヶ月後なのか、
とにかく定期的に行く習慣を作ればいいのだ。
そしてお掃除をしてもらう。
それなりにお金が掛かるかもしれない。
私の場合は、大体1000円から2000円くらい。
でも、それで虫歯にならないし、
痛い思いもしなくて済む。

何よりも、80歳まで20本以上の自分の歯をという目標を達成するためには
必須と言ってもいい。

歯は、取り返しがつかないからだ。
自分の歯がなくなってしまったら、作ることは出来ない。
インプラントをすればいい。
という人を見かけるが、
日本人にはインプラントは向かないという話もあるし、
実際、私の歯医者はインプラントは薦めない。
まだ実績がないからその副作用などが分からないからという理由もあると思う。

とにかく、
自分が持っている、失ったら二度と取り返すことのできない「歯」を
大切にしなければ。

アメリカ人で、歯並びの悪い人をたまーにテレビなどで見かける。
どのような職業の人かというと、
「兵士」だ。
多分、貧しい環境で育ち、お金のために軍隊に入ったのだろうと推測する。

日本も貧富の差が激しくなり、
いくら頑張ってもこれから歯の治療にお金を掛けられない子どもたちが増えていく。
これはゆゆしき問題です。

一年に一回の人間ドックよりも、
毎月の歯医者通いの方が安い割に効果大だと、私は思っています。