クラッシック映画で一番好きだったのは『哀愁』という映画でした。
大好きなヴィヴィアン・リー主演映画。
どういう内容かというと、
戦争に恋人が駆り出され、
その内、戦死したという知らせがやってくる。
彼女は、貧しさから売春をやって生計をたてはじめる。
そしてある日、客取りをしているところに、
戦死したと思っていた彼が帰ってくる。

こんな感じ。

昔の映画だと、
亡くなった人から、
その数日後に手紙が届く。
なあんていうドラマがよくあったのです。
それはそれはドラマチックでした。

しかし、今は、すぐに電話やメールやその他で知ることが出来るので、
そういった行き違いのドラマが作れなくなってしまいました。

携帯電話の普及で、
誰かに何かあれば、
すぐに電話で知らせてくる時代。

実際、手紙を書く人も減り、
それはメールに置き換えられ、
電子化されてすべてが冷たいモノになり、
その代わりに得たモノは、便利と速さ。

でも、失ったモノ、たくさんあるのです。

やはり手紙はメールではない。
手紙を受け取った時の嬉しさ、
それを読む時のドキドキした楽しさが、
どうしてメールにはかけらもないのだろう?

逆に、メールは受け取って面倒でイラつくことの方が多い。

だからと言って、逆戻りも出来ない。
だってメールがあることでとっても便利になってることは事実だし、
今さら、メールなしで仕事も友だちとの約束もやってられない。

だから、用途用途で使い分ける工夫をしたいのです。

元々筆まめの私は、ブログも始めたわけですが、
今は素敵な万年筆を購入して手紙も書くようにしているし、
絵手紙習い始めたので、これからはもう少し凝った葉書も出せる。

少しだけ不便にしてみると、
少しだけ余計に時間が掛かるのだけれど、
その時間が実は重要だったりする。
そのことにいつ気づくかで、
その後の人生の時間の使い方と、楽しみ方が
人それぞれ変わってくるのだと思うのです。