昨日は、朝から広島市の土砂災害のニュースで心を痛めた。
午前7時には、死者も発生し、行方不明者も
つまり状況がまだ把握されていない状態で
死者が出ていた。

近所の人たちが、
ここらへんに十数件の家があった。
と言っていた。
全く把握できていない。
つまり犠牲者はどこまで増えるか分からない状態だった。

当然首相官邸には連絡室が設定された(午前4時過ぎのこと)

にも拘わらず、
総理は朝8時から休養先の山梨でゴルフを開始した。
一緒にプレーしたのはフジテレビの日枝久会長、本田内閣官房参与、田中財務省主計局長、昭恵夫人。
それから1時間以上プレーを続けた。
9時半ごろプレーを中断し、11時に首相官邸に到着。
記者会見をご覧になった方は多いと思うが、
その後、23時には山梨の別荘に帰った。
ということ。

私たちプロの世界ではあり得ないことだ。
企業だって、そうではないだろうか?
夏休み中に、社員が亡くなるような災害にあったら、
社長は、すぐに休みを中断して会社近くに滞在するのではないだろうか?

そもそも首相は、指揮官であるのだから
携帯電話があるから、どこに居たっていいというわけではない。
そのために首相官邸というモノがあるのだ。
そもそも広島でこれほどの災害が起き、
救助に当たった消防官も亡くなっているというのに、
ゆったりゴルフを出来る神経が私には理解できない。

そういえば、森元総理が退陣するきっかけになったのは、
ハワイで起きたえひめ丸の事故に対する対応の悪さだったとか。

この一件で、安倍総理崇拝者たちの目が覚めてくれることを切に願う。