4~6月期の国内総生産は、年率換算で6.8%減となり、
東日本大震災以来の落ち込みだった。
と、昨日発表された。

4月に消費税が8%に増税され、
消費は間違いなく落ち込んだ。ということだ。

3月までの駆け込み需要があったので、
これは想定内。
のような発言もあるが、
想定内なら、次の想定をまず言って欲しい。
終わってみてから想定内と言われても、よく分からない。

因みに次の7~9月期の成長ぶりを見て、
今年末には、
来年秋消費税を10%に上げることを決定する。と言っている。

つまり次の3ヶ月に経済が大幅によくなると、
消費税は来年秋に10%に引き上げられるということだ。

消費税が来年上がると困る人は、
今消費を抑えるべきと言う事です。

押さえるも何も、
使うお金がないという人も多いように思うが…

アベノミクスという政策で(コピーばかり先行していてよく分からないのだけど)
日経平均は、今の自民党政権に変わってあっという間に一時15500円まで上がった。
国民年金原資をぶちこんだり、
日銀が介入したり、
色々な(私には分からない)手を使って日経平均を上げている。
それが上がると、景気がいいんじゃないか?と感じる人も多いし、
そのことで株を購入する傾向になり、
またまた日経は上がるという流れになるのだが、
今一つなのではないだろうか?

実体経済が上がらず、
一般国民に景気回復の風が全く吹いていないということかもしれない。

経済とは、お金が停滞しないで回るということだ。
あっちで作ったモノがこっちで売れて、
それを誰かが捨てて、それを捨てるための業者が儲かり、
モノが動けば経済は回る。
止まると経済は停滞して、景気が落ちる。
つまり消費し続けなければ経済は回り続けない。
そういう生活を望むかどうか?だ。
株が上がっても、儲かるのは一部の投資家だけ、
自分の望む生活が消費生活なのか?
それともお金が回らなくても
安全な食材を食べて、家族が健康だったらいいと思うのか。
今はまだ選べる時代なので、考えてみたらいいと思う。

アベノミクスと言う名前で
この一年半、日経が上がってきたことで、
本当にあなたは潤っていますか?