生きているとうもろこし

先日、長野県の知り合いから大きな箱が届いた。
中身はとうもろこしだった。

とりあえず生で食べてみる。
甘い！
なんて甘いのだろう

すぐに茹でてみる。
そして食べる。
甘い。

こんなあまいとうもろこし食べたことない。
つまりスーパーでは手に入らない。

我が家には、田舎というもの、
遠くの田舎の親せき。
などが全くないので、
こういった農産物や、その土地の食材が宅配便で送られてくることは、
ない。
だから余計嬉しい。

友人の家に行くと、
実家の母親からコメを送ってきたとか、
そうめんが届いたとか
色々聞くが、
我が家には全く…………ない。

大きな箱が届いて、なんだろう？と開ける喜び。
そしてたくさんのとうもろこしが出てきた時の喜び。

こんなにたくさん食べきれないわ。
誰にあげようかしら？と
友人やご近所さんの顔を思い浮かべる楽しさ。

今日やっと送り主と、電話で話すことが出来た。
お礼の電話。

とうもろこしは、収穫してからも生きているので、
収穫したその瞬間からどんどん甘みが落ちてくる。
のだそうだ。
他の野菜と一緒に箱に入れて送ると、
他の野菜がやられてしまうらしい。
だから収穫したてのこんなに甘いトウモロコシは
なかなか東京では手に入らない。というわけだ。
そのままにしておくと、つまり甘みは日々落ちていくので、
なるだけ早く茹でてから冷凍保存などをした方がいいらしい。

今日は、これから絵手紙教室なので、
先生にもおすそ分けに持って行く。
でも、絵手紙教室に持って行くと、
必ず「はい、ではトウモロコシを書きましょう！」と
今日のモチーフになってしまうのだよなぁ～。