最近の若い子たちにある傾向。

「他人に迷惑を掛けないように心がけている」

とてもいいことだと思う。

私も若い頃からずっとそう思ってきた。

つまり、そう教育されたという事だろう~。


しかし、何かが違っている。と感じる。


彼らに聞くと

「他人に迷惑を掛ける人が嫌い」

「空気を読めない人が嫌い」

という答えだ。

(これは好きではない人間性を質問したことに対する答えです)


精神的に病んでいる若い子が、自死してしまった連絡を受けた。

その夫と親しく、ずっと相談を受けていた。

それは、私もうつ病の人を看病していた経験があるからだ。


大切なことは、ひとりで抱え込まないこと。

私が学んだことは、

一人の健康な人間だけでは、

一人の精神的な病の人を助ける、または、守ることは出来ない。

ということだ。


健康な方が負けてしまうのだ。


では、どうしたらいいか?

家族が多ければいい。

それが一番の答え。

しかし、家族はそう簡単には増やせない。

それなら、他人でいいから、仲間を増やすこと。


しかし、急にやろうと思っても難しいのだ。


核家族化の今、

他人が家族のようにかかわっていくことはとても重要になっていく。

人は誰もひとりでは生きていけないのだから。


そのためには、なるだけ軽いことから他人に迷惑を掛けることだと

時々思う。


勿論返せる可能性のある親しい友人に

迷惑を掛ける(何かお願いをする。頼む)

そして借りや貸しを作ることによって

人は深く結びつけるかもしれない。


貸しを作っておくと、

困った時に、その人に頼みやすいのだ。


そのために借りを作っておく。

その人が困った時に、私に頼みやすいように。


しかし、実際は、なかなかそうはいかない。

人は、自分に余裕がある時に貸しを作ることはいとわないが、

何もない時に、他人にモノを頼めない。

そういう時代になっている。

これが問題なのだ。


必ずしも「他人に迷惑を掛けない」

ことだけが大切ではないように感じるのだ。