やはりジリ貧でしたね。
最初のころは、
毎話、芦田愛菜ちゃんが泣くシーンがあり、
つまり見ている人が泣くシーンがあり
彼女の良さが生きるドラマだったけど……、
今一つのドラマになってしまいました。
父親と小さな少女だけの親子2人家族に不治の病という不幸が訪れた時に、
彼が働いている職場の社長家族と同僚が
家族のように支えていく。
ところが、その家族と同僚が、どうも嘘くさい。
丘みつ子さん、蟹江敬三さん、中谷美紀さんが
どうしてこうも嘘っぽく、下手に見えるのか?
セリフが当たり前すぎるのです。
ひねりがない。
ラスト近くなると、成長した将来の美雨に対する誕生日の手紙のNAでつづられていくのだけれど、
これにもひとつも予想外の感動がない。
担当の医者が研究のために渡米するのだが、
なんのためにそうなったのかが分からない。
治験者を同行するという依頼があり、彼に頼むのかと思ったら、それもしない。
もしかしたら、
「娘と二人で暮らしていくことに不安のある彼を治験者として同行しようと思い、
その説得のつもりで職場を訪れたら、職場が予想以上に暖かくいい環境なので、
依頼を諦めた。」
という流れだったのかもしれないが、
全く伝わらない。
私も若年性アルツハイマーの患者とその周囲の人々の脚本を書いたことがあるだけに
引っかかることが多かったのかもしれないが、
私がその本を書いてから8年経つというのに
当時知っていた知識以上のモノは何も見られなかった。
以前も書いたが、
モノを忘れていく父親の失敗や困惑を、
しっかりした少女が、知恵を働かせて助け、
たった二人でもこれほどうまく支えあって生活していけるというシーンを
もう少し羅列した方がよっぽど感動できたと思う。
芦田愛菜ちゃんのセリフはちょっと畝っています。
それが、彼女の個性でもあるのだけれど、
出演番組がこれほど多いと、
さすがに耳について気になってきます。
あれだけ頭が良い上に、泣くことにおいては天才的な子役さんなのだから、
早めに誰かが直してあげるといいなと思います。