しばし泣いていた。

重松清著「その日のまえに」を読み、

「その日」を読みながら、何度も涙で字が読めなくなった。

この本には、末期がんを告知されてしまった人が数人登場する。

そして、それを受け止める家族たち。


癌のような病気になると人は皆、

(どうして私なの?)と考える。

自分の大切な人の場合、

なぜ?なぜ?なぜ?と考える。

理由が欲しいのだ。

何故なら納得できないから。


私の親友も今年2月癌で亡くなった。

それについてはブログでも書いたが、

納得出来ない進行の速さでどうにもならなかった。


乗り越えられるような試練が降りかかった時、

よく教師のような人が(別に誰でもいいんだけど)

「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉を使う。

それは、だから頑張れ!という意味で使っているのだろうが、

自分に試練が降りかからない時に考えると、

私は凡人だから、これ以上の不幸には耐えられないからだ。となる。


そして、考える。

凡人でいたい。


美人薄命じゃないけど、

偉大な人が若くして亡くなってしまう話は古今東西たくさんある。

それなら、凡人で良かった。と、

もう数十年元気で長生きしながら思い続けたい。


と、本を読みながら、

またまたたくさん考えた( ・(ェ)・)