変なドラマだ。
漫画が原作に違いないと思ったけど、
テロップ見ている限りでは出てこない。
大好きな榮倉奈々さん主演ということで見ることにしたら、
大好きな小林聡美さんも出演されていた。
嬉しい。
が、榮倉奈々さんの一番いいところは素敵な笑顔なのに、
この番組では笑顔が全く見られない。
5話まで見て、笑顔を見たのは一回だけ。
ちょっと残念....
榮倉さんの芝居としては、
毎回言う決め台詞があるのだが
「おろかもの!」
これ、もう少し低い音で欲しいなぁ~ってことくらい。
あとは、正しい芝居をしていると思います。
お若いので、この役の恐ろしさを表現するにはまだまだ存在感が足りない感はあるけれど、
でもOK。
それよりもこの番組に登場する生徒たちがなかなか素敵。
いつになく、美女、美青年が揃っているのです。
最近、ブス志向が強かったのですが、
ドラマはこうでなくちゃ。
2、30年前は、
テレビに出る人はきれいな人にほぼ限られていた。
みーんな綺麗なので、
顔の造形的に美人系ではない人が、
(わかりやすく言うと大竹しのぶさん)
持てない役とかをやっていた。
しかし、大竹さんは一般人にはありえないほど美人だ。
それでいいと私は常々思っている。
全員美しい方がいい。
美しいものを見ていると気持ちがいい。
ところが、十年位前から顕著だが、
あまり美しくない人がテレビ画面の中にはびこり始めた。
モデル出身のスタイルもいい美しい人に対して、
あまり美しくない造形の人の対比しかなくなってしまった。
美しくない人は、芝居がうまいと勘違いされがちだが、
実はそうではない。
話は戻って、
このドラマに登場するクラスメートは美しい子が多い。
数人の個性的な子を除いてみーんな美しい。
芝居が下手な子はいるが、
それでも魅力があればいい。
芝居はその子の努力とセンスで、そのうちうまくなる。
そんなわけで将来的に期待したい俳優の宝庫なのだ。
そして、1話ごとストーリーの主役になるクラスメートがいるのだが、
その子がちゃんと次の話にも存在しているのもいい。
あの優等生の男の子は、好きな女の子のことがバレちゃって
クラスに戻りにくいんじゃないの?って思うけど、
いろんな事件を解決してまたクラスメートとしてそこにいるのもちょっとうれしい。
そして、黒の女教師三人が、
仕事人のように悪い奴らをやっつけていく。
その都度、教訓っぽいセリフがひとつある。
ただ、クラスメートにひとりまたひとりと
先生の影の生活がバレていってしまうので、
ストーリー的には無理があるのだが、
アイデアは面白い。