なでしこジャパン、金メダルに向かって着実にまた一歩進みました。

彼らの中では、やはりこのフランス戦は経過点という感じ

それにしても、この日もかなりフランスに攻められましたが、

結果だけを見れば見事な勝利。


試合終了間際は疲れましたねぇ。


この日は、どうも攻撃が弱かったですね。

2トップの大儀見と大野選手はいつも通りの活躍だったけれど、

シュートの得意な川澄選手や

ディフェンスの左右、近賀、鮫島両選手が

全く上がってこられなかった。


それにしても澤選手の活躍ぶりは素晴らしい。


フィールド内は10人対10人

マンツーマンでカバーしているはずなのに、

相手がボールを持っていると、

その選手にしょっちゅう澤選手が絡んでいる。

重要なところにきちんと現れる。


実力は勿論、

メダルを取るという気持ちの強さも人一倍。


バレーボール、火の鳥ジャパンの竹下選手と比較してしまう。


どちらも素晴らしい選手。

そしてベテラン。

そして、多分これが最後のオリンピック。

かなりの確率で選手その物引退するかもしれない。


自分のポジションだけではなく、

全てにおいて、素晴らしい選手。


ただ、ひとつ違うのかな?と予測するのは、

澤選手にはリーダーシップがあるのだろうと。


竹下選手は、自分に厳しく、いつもベストのプレーをする選手だけれど

他の後輩選手たちに直接的に影響を与えていないように思う。

プロなんだから、

教えるとか教わるとかそんなことではなく、

技術は盗むもの。

だから、竹下選手のそういったプレースタイルは素晴らしいと思うけれど、

しかし、

このなでしこの強さを見ると、

やっぱり先輩選手のリーダーシップが非常に重要なように見えてくるのだ。


なでしこジャパンは

間違いなく決勝のアメリカ戦も素晴らしい試合をしてくるだろう。

アメリカの方が力が上。

アメリカはワールドカップのリベンジをしてくる。

そんな中ベストのプレーをするなでしこイレブンを楽しみにしている。


それに対して、

今日火の鳥ジャパンは、背水の陣で中国戦に望む。

メダルへの執着を見せてもらいたい!