消費増税法案などが変な形で可決された。

民主党のごたごたや、その他の政党を含む、

日本の政党政治の不思議さは、この際さておき、

消費税増税について。


私は、かねてから消費税増税には賛成だった。

これはいつのことだろう。

記憶が適当だが、

十年以上前のコト。

最初の消費税の時かもしれないし、

適当な記憶で……m(_ _ )m


つまりかなり前から消費税を上げればいいとずっと思ってきた。

何故なら消費税ほど平等な税金はないと思っているからだ。


でも、その法案が長引くだけ長引いてこんな時期になった。

これまで、消費税の代わりに、いろいろなところに税金がかけられ、

増税になり、

もう何から何まで税金を払っている上に、

消費税増税は厳しいに違いない。

つまり何よりも先に消費税を上げればいいと思ったのに。


ニューヨークに住んでいたこともあって、

消費税10%くらいなら当たり前だと感じることが出来る。


そもそも消費税は、買い物をしなければかからないのだから、

お金を使う人、

逆に言えば使える人にかかる税金なのだ。

貧富の差にきちんと比例すると考えてもいい。

(お金がないのに使ってしまい借金生活する人なんかこの際論外)


ただ、勿論内容は精査しないといけない。


スーパーなどで購入する通常の食材には税金を掛けるべきではない。

これもアメリカでは当然のごとく行われている。

ニューヨークのスーパーで買い物をすると

レシートを見れば、どれに消費税が掛かっていてどれにかかっていないかすぐ分かる。

アイスクリームには消費税が掛かるが、

ヨーグルトには掛からない。

ま、アメリカ的に、生活に必要な食材と嗜好品を分けているわけだ。


お金がない人はアイスクリームは我慢すればいい。

当たり前のことだ。

最近は、こどもだけではなくて我慢するしない人が多すぎる。


お金がない人は、

煙草もお酒も、

つまり嗜好品を呼ばれるものは我慢すべきだ。

だから、煙草やお酒にはもっと税金を掛けていいと思う。


今回の消費税増税でも経済界からは反対の意見も多い。

つまりモノが売れなくなるというのだ。

しかし、上記のとおり、生活に必要なモノは購入するのだ。

お金がある人は、きっと贅沢品も購入するに違いない。

煙草やお酒を購入する人は、

それなりに生活に余裕がある人だから、問題ない。


消費税は、私たち個人にはごまかせない税金なので、

かなり平等に支払われる可能性がある。

早く消費税を10&とかにして、

その分、他の税金、

例えば、すでに稼いだお金を貯金しておくとつく利息に掛かる税金とか、

を少なくし、

所得税のようにごまかしやすいモノを少なくし、

もっと平等に

稼ぎが多く、贅沢な暮らしをする力のある人からたくさんとればよい。


ところで、このテーマ「政治が面白い」を書くのはかなり久しぶりだ。

何故なら政治が面白くないからだ。


それにしても、昨日のニュースでも街角でインタビューしていたが、

消費増税で「困る」と言う人は勿論たくさんいたが、

真っ向から反対する人の少ないこと。

これがギリシャやスペインなどだったら、

暴動になってるかもしれないのに。

これほど経済的に厳しい時の増税案だったら。


これほど素直な国民は世の中にないのだ。

これは単に問題意識が低いだけかもしれないけれど、

でも、とにかく政治家から見たら、

これほど扱いやすい国民はないのだから、

しっかり政治を行って、世の中が平和で豊かになるように

もっと頑張って貰いたいものだ。