まさかまさか最終戦までロンドンへの切符が取れなかった火の鳥ジャパン
さすがにセルビア戦は、私も久しぶりに緊張しました。
世界バレーで久しぶりのメダルを獲得した日本は、
ロンドンオリンピックで金メダルを目指すを公言してきたにも関わらず、
この最終予選まで出場切符を獲得できず、
ここでは、間違いなく全体1位で出場権を取らなければならなかったのに、
なんと3位までの獲得権も得られず、
その下で、アジア1位の権利を獲得と言う、
それも最終戦までもつれ込み、
試合には負けて、
辛くも2セットを取って勝ち点1という
この大会では最低の結果でぎりぎり何とか出場権だけは獲得した。
今後の課題が多すぎる(別記したい!)
ただ、もしもこれをいい方に考えるならば、
この大会での想定外の苦戦、
予想外の結果が、
次のロンドンにとってとても良い経験になったととらえたい。
何故なら、
韓国にストレートで負けるなんて、
真鍋ジャパンにとってはあり得ない結果が起きた。
これがとりあえずロンドンオリンピックではなく、
その前哨戦で起きたことはとてもいいニュース。
これから韓国もしっかり研究して対さなければ勝てないということが分かった。
そして、それならばもしかしたらロンドンまでに間に合うかもしれない。
試合終了後、
ひとりずつにインタビューがあった。
はっきり言っていらない。
昨日も明記したが、
数人の選手はインタビューには耐えられない。
テレビと言う媒体で、
自分が1分でもアップでインタビューを受けるということに置いて、
もう少し反省するなり、勉強するなり、
周りのアドバイスを受けるなり、
そういうことは誰も考えないのだろうか?
欧米のスポーツ選手で、
その競技について質問されて、
あれほど紋切り型の答えだけをしたり、
何もしゃべられなくなる選手を見たことがない。
それがまた多すぎる。
岩坂、新鍋を筆頭に。
それをテレビで流し続けるのもどうかと思うが…
真鍋監督は、多分、かなりお怒りだとは思うが、
彼はインタビューでは絶対に選手のせいにしないし、
選手のコトを悪く言わない。
ただ、以前はロンドンで金メダルを目指すと言っていたのに、
さすがに「メダル」の一言も出なかった。
山口ともうひとり誰かは相変わらずそう言っていたが
↑攻めているわけではありません。
世界バレーを見て、
昨年のワールドカップを見て、
真鍋ジャパンは、久しぶりにメダルを取れるかもしれないと期待させてくれた。
バレーボールファンはもう十数年この機会を待っていたのだ。
だから、頑張って貰いたい。
だから、この大会のふがいなさには本当に腹が立った。
相手によってレシーブ力に差が出る。
特に強いチームほど良くなる傾向を感じる。
つまり自分たちでそのテンションをあげているのではなく、
相手から貰っているのではないかと思う。
だから競った時にはそこそこ強い。
しかし、日本のペースの引き込むのこそが強いチームである。
それとかねてからずっと疑問に思ってきたのだが、
女子バレーボールの世界大会は
どうしてこうも多く日本で開催されるのだろうか?
バレーボールファンとしてはとても嬉しい。
そして選手たちは、地元チームは毎日19時試合開始と
体調を整えるためにもとてもやりやすい。
なにより、
サッカーなどあらゆるスポーツでは
ホームとアウェイと平等にすることを考慮すれば、
いつもホームで試合をしている日本はとってもとってもとっても得しているわけだ。
果たして、ロンドンの地で披露する
この火の鳥ジャパンの実力は本物なのかどうか?
あと数か月、何をどう変われるのか期待しています。