実は以前からバス旅行は怖いと思っていた。

それは、なんとなくだが、

中国でバスが崖から落ちて観光客が亡くなったとか、

そんな事故がいくつかあったころからなのだと思う。

日本での話ではなかったような気がする。

私は、あまりバスツアーという経験がないように思う。

実際、学生の時にバスで旅行した楽しさはなんとなく覚えているが、

大人になってからのバス旅行と言うと……。

昔、広島に遊びに行った時に観光バスに乗った……程度?

そして、先日、(ブログにも書いたが)仙台でツアーバスに乗った。

案内してくださった方が、

仙台駅をスタートする時に

「安全運転でお願いします」と

バス運転手を紹介してくれた。

そう、安全運転が何より。

震災を経験し、

今も大型バスでは通過するのが難しい橋を越えなければならなかったので、

その意識はとても高かったように感じる。

そういえば、近年、長距離バスの話をよく聞く。

安くて便利ということで人気が出てきていたからだろう。

この国はとにかく電車賃が高い。

だから、若者は交通費を浮かせるために長距離をバスを良く使う。

私が教えている学校でも

地方から来る子はよく利用している。

そりゃ、毎週新幹線にはなかなか乗れません。

そんな時にまたバスの事故が起きた。

バスに乗る時は、運転手を信じるしかない。

その運転手が居眠り運転をしたら……

どうにもならない。

自家用車でも、

ひとりで運転している時と、

誰か、他人を乗せている時では運転の仕方が変わる。

勿論、友人が乗っていると

会話しながら運転しているので急ぐ必要がないということもあるが、

その人の命も私の手に委ねられているわけだから。

どうして多くの人を乗せる

バスという乗り物を運転する人にその意識が薄くなってしまうのか?

答えはひとつ……かな?

プロフェッショナルではないからだろう。

因みに、

先日仙台で乗せて頂いたTAKEYAバス
stingのブログ
の運転手さんは
プロフェッショナルの上に紳士でした

しかし、

単にバスに乗る時、

バスツアーに参加する時、

私たちは運転手さんを選ぶことは出来ない。

それならやはり、

ツアーを企画する旅行会社や、

バス会社に

しっかり選抜していただくしかないのだ。

とにかく事故が起こったことで、意識が高まったり、

その労働状況などを把握しようという(法の改正とか)動きはいいが、

事故が起きないと動かない(または動けない)コトに問題がある。