近年、核家族化で、
老人のいない家が増えた。
結果、人が亡くなっていくという状況を
若いうちに経験できなくなった。
誰かが亡くなるという状況が、
親の死で初めて経験しなければならなくなる。
本当だったら
祖父や祖母で経験することはとてもためになることだと思う。
特に若い人たち、子どもたちにとって。
中学生や高校生など多感な時期に、
末期がんの祖父母と
もしも1ヶ月だけ一緒に過ごすことが出来たら、
そんな素晴らしい経験はないのではないだろうか?
学校で1ヶ月で学べることの数百倍、数千倍の価値ある。
もし、祖父母が病気になる。
祖父母は田舎に居るので、なかなか看病にも行けない。
特に子どもがいるからいけない。
子どもの学校を休ませられないから行けない。
という状況をよく見かける。
しかし、学校を1ヶ月休んだって
勉強なんてたいして遅れないのではないだろうか?
そのくらいの遅れは、
祖父母の看病をしながらだって出来るのではないだろうか?
最近は、不登校や引きこもりなど、
学校に行ける環境があっても行かない子や、
人とうまく付き合えない人が多く発生している。
そんな子どもたちは
やはり老人と付き合うことがとてもプラスになるように感じられる。
そして、逆に老人にとってもプラスになることがある。
ディズニーランドに平日に行くと
小学生がたーくさんいる。
聞けば、親が子どもをに学校を休ませて
平日の空いている時をねらってディズニーランドに行くらしい。
どうせ学校を休ませるならば、
田舎に行って祖父母の死を看取る方が
ずっとその子のためになるに違いない。
そんな凄い経験なかなか出来ないではないか?
そんなドラマを時々目にしている。
ドラマの中で、子どもたちは、まず
不機嫌でつまらなそうな顔をしている。
しかし、1週間、1ヶ月と時が経つにしたがって、
その田舎で過ごすことの楽しさを知り始める。
年寄りと接することによって、
今まで感じたことのない感覚を得てゆく。
子どもと言うのは、そもそも何も道具のない所でも遊べる
素晴らしい才能を持った人たちだったのだから。
ディズニーランドにある作られたキャラクターよりも
田畑に居る虫の方が、
観察し始めたら面白いに違いない。
そして何よりも面白いのは人間である。
年寄りの素晴らしさ、その価値を知るには、
自分も年を取らないとやはりだめなのだろうか?