あまり情報を入れないで、

ストーリーや出演メンバーで映画をピックアップして見る。


映画が始まる。

まず、雨の東京

中央に「鈴木京香」という大きな名前

少々バランスが悪いように感じる。

大きすぎる。

続いて、鈴木京香が登場する。


その連続で、

主演の6人が紹介される。


どのシーンも物凄く綺麗!

色がそれぞれ輝くように美しく、

バランスよく、

名前の文字の大きさがだんだん気にならなくなる。


見終わっての感想。

だから、何?っていうストーリー。

つまり内容が薄い。

ドラマチックではないという意味。


それを6大女優という花で埋めようとしたか、

そして、時代を飛び越えることで、

単調な、

つまり何の事件も起きないようなドラマを

2時間持たせるようにしたか?


と考えたら、

全く逆だった。

まず、椿のCMで共演した6人の女優ありきで、

企画された作品。

企画者は、CMなどを手掛ける人。


納得。


とても美しく、

「見る」という意味で素敵な作品だった。

しかし、

やはりドラマが薄い。


6人がみな血のつながりがあり、

家族を描いているのだと思うが、

はっきり言って、

田中麗奈と竹内結子の役は必要ない。


女性の生き方についても表現したかったのだと思うので、

田中麗奈が、昭和40年代に

女性の生き方に悩みつつ仕事をバリバリやる女性を

演じたのだから、

その変遷がもう少し描かれていれば、

また違った作品になったと思うけれど、


結局、この作品は、

女性が子どもを授かり、

家族を繋いでいく話に終始したことになる。


全体に美しい景色が描かれているが、

一部、非常に作られた感じがする。

それがやはり真ん中の昭和40年代。

発色のせいなのか?

セットやメイクのせいなのか?

どうもリアル感が薄い。


昭和10年代を白黒で描くことで、

その時代を表現していたところは、

それなりにしっくり入れたのだが、

昭和40年代の

カラフルさはどうしてもしっくりこなかった。


でも、

私はこの作品が嫌いではない。

女性を美しく描く素敵な作品だと思う。

映画の最初の美しさは、

それだけでも見る価値がある。


田中麗奈さんが登場する道

両側に竹藪があって…………

美しい。

日本の美しい原野を映し出す。


それに対比した

雨の東京さえ美しく見えてくる。


6人の女優たちも、

それぞれが美しく見える瞬間がある。


つまり綺麗な作品。

綺麗なモノを見ている時間は、

やはり素敵な時間だ。