大阪府が、君が代斉唱時に
起立することを条例化し、
府教育委員からすべての教師に通達されていた。
そして、昨日行われた府の高校卒業式では、
6校で8人の教師が規律を拒否した。
というニュース。
君が代斉唱問題は、
非常に分かりにくい問題だと思う。
そして、起立しない人を強制するための条例を作ったということも
とても不思議な話だ。
だから、どちらがいいとか悪いとかを私が問うのも難しすぎる。
このニュースを知って思ったのは、
こと教師(人を教育する立場の人)が
公の場で、
自分が教育している生徒たちの前で、
ルールに従わないというのはどうだろうか?
橋本元府知事は、
従いたくないならどうぞ公務員を辞めてご自分の意見を貫いてください。
という意見をのべていた。
まあ、分かりやすい。
確かに、自分の意見を貫くことは悪いことではないが、
社会で生きていく時には、
そうそう貫けない人も多いのでは?
私は、自分の意見を頑なに貫く人がどちらかというと好きだが、
公務員であり、教師である人が、
職務上、上司から指示されたことを守らないのは、
やはりおかしい。
辞めるという選択肢があるのだから、
確かに、企業のルールに従えなければ、
辞表を用意して臨むべきなのかもしれない。
それにしても、
結果、この8人に対してどのような処罰が下るのか?
結局、戒告処分とか
よくわからない簡単な処分になるのだろうか?
社会で生きていくことは簡単なことではない。
それでなくても社会になじめない若者がどんどん増えている(若者に限らず)
社会生活を教えるのも大人の仕事。
やはり私は思うのだ。
筋を通せ!
と