先日の日曜日、京都で行われた全国高校駅伝。
女子は、ハーフマラソンの距離だったので、
駅伝ならではの、○人抜きのような楽しみは少なかったけど、
高校生駅伝は、それならではの面白さがある。
とにかく一生懸命。
あまり考えずに早く走りすぎて、後半失速するような選手も。
それより面白いのがタスキ渡しのシーン。
なんだか押し合いへし合いしていたり、
まだ全然やってこないチームの選手がすでに中央で場所を確保していたり、
たすきを受け取ったものの前に邪魔な選手が居たり、
大混雑なのです。
男子優勝した広島県の世羅高校は、
地元の人たちの後押しでずっと強い高校。
なんでも、ケニアから呼んでいる留学生の生活の面倒を
地元の人たちが寄付することで確保して、
選手たちが日ごろ練習するコースの安全の確保もしてくれているらしい。
地元密着のチームというのは、
それなりの重荷を背負って、頑張っている姿が美しい。
それにしても
ケニアからの留学生ディランゴ選手
8㌔で1分も早い記録を持つ選手。
ケニアからは、毎年毎年凄い選手が登場します。
そして、彼らは、そのうちオリンピックの金メダリストになったりする。
多くの優れたケニアの選手が日本に来て、
マラソンを習う。
このディランゴ選手の走り方はきれいだし、
その上ケニア人らしいばねがある。
もうこうなると日本人はかなわない。
しかし、彼らの素晴らしところは、
走る能力だけではなく、
しっかりと日本語を話すことだ。
外国に行ったら、
その国の風習に合わせる。
言語はその中でもっとも重要なモノとも言える。
そういう選手が活躍すれば、
地元の日本人が心から応援するのは当たり前のことだと思われる。