私の家の電話番号は、ここに引っ越して来た時だから

ゲットして5年になる。

しかし、未だに間違い電話がくる。

2件の宛先に。

ひとつは印刷会社。

この電話番号は以前印刷会社のモノだったらし。

それにしても、

ここにいつも電話してくる取引先が酷すぎる。

とにかく何度も電話があった。

「○○印刷さん? ○○さんいます?」

みたいな距離感の電話。

最初は、「どちらにお掛けですか?」と言っていた私。

しかし、その後の態度が悪い。

一度は、ガチャンと切られた゛(`ヘ´#)

会社のくせにどうしてそんなに間違い電話が多いか?

つまり古い電話番号に掛けてくるか?

私が間違い電話であることを伝えると、

明らかに相手は、知っていた、またうっかりやってしまった的な音を出す。

つまり、私が考えるに、

短縮ダイヤルか何かに登録されていて、

それをだーれも直さないのでしょうねぇ。

それにしても失礼な会社(-з-)

そんな会社どうせたいしたことがないのだろう。

そこで、別の手を考えた。

「○○さんお願いします」と言われたら、

「はい、少々お待ちください」とそのまま電話を保留にすることにした。

しかし、役者にくせに、

アドリブが今一だったようで、

というか、芝居?

すぐに気づかれた様子で、まもなくその回線は経たれた。

それからしばらく間違い電話が来なかった。

さすがに自分たちの馬鹿さ加減に気づいたか……

と思っていたら、

今朝、FAXが届いた。

なんか見積もりだか、注文だかのFAX

向こうのFAX番号はあるが、名前はない。

だから、もちろん、そのままゴミ箱に直行した。

失礼というより、

仕事が出来な過ぎる。

前述したようにもう一件の間違い電話がある。

これは、どうやらかなり年配の女性宛。

その方の名前を例えば……『柳原さん』としておこう。

うん、いい感じ。ぴったり。

基本的にかなり年配の女性から掛かってくる。

こちらが電話に出ると、ものすごく近い距離間で、

「柳原さん」と決めつけて話し始める。

だから、私が柳原さんではなく、間違い電話であることを伝える。

みなさん高齢で、それなりに(とってもナイスというわけではないけど)謝って電話を切る。

ある時、掛けてきた人としばしお喋りをした。

「私がこの電話番号を使い始めてもう4年経つんですよ」

「そういえば、娘さんが居て、引き取るとか言ってたわ……」

「じゃあ、田舎に引っ越したのかしら?」

みたいな会話をしばし…

高齢の女性で、柳原さんのことを喋って、

それから電話を切った。

彼女は、その後、当然、こちらには掛けてこない。

柳原さんの新しい電話番号を手に入れられたかどうかは不明だけれど……。

会社の失礼な間違い電話とは全く違う。

電話を掛けてきて、

間違いを指摘され、

ガチャンと切るような会社…………

名前を確認しようと思ったが、

ナンバーディスプレイだから、先方の電話番号も分かるが、

そんなことをするほど暇でもない。

せめてFAXを無視すればいいだろう。

そういえば、

今思い出した。

ニューヨークに住んでいた時は、もっと多かった。

しょっちゅう引っ越す街だから無理もない。

夜中の3時に掛かってきた男性としばし喋ったことがあったっけ?

あんなこと日本では起こり得ないですわね。