9月に入り、テレビドラマが最終回を迎えました。
この夏のクールは、つまらないものが多かったです。(あくまでも私の見たものの話ですが……)
因みに私がチョイスして見た番組は下記(NHKのドラマを除く)
「それでも、生きてゆく」
「陽はまた昇る」
「ブルドクター」
「華和家の四姉妹」
「ジウ」
それぞれのドラマについては別の角度で次回に回しますが、
今日、最終回をやっとみた「ブルドクター」について
毎回、出演俳優と脚本家でドラマを数本選抜して見ているのですが、
実は、今回この5本の中で最も期待していなかった番組です。
1、2話見た後も、悪くないけど、楽しみにすることもなく……
でも見ているうちにだんだん良くなりました。
そして最終話に至っては、なんかすっきりしてしまって
爽快な終わり方に大満足。
何故か、この話はまたまた漫画が原作だと思ってずっと見ていたのですが、
チェックしてみたら違っていました。
脚本 橋部敦子さん さすがです。
彼女の力によるところが多いと思います。
一番最初に、エリート刑事釜津田役の石原さとみさんが、
ハイヒールのアップで登場した。
こんな刑事いるわけないだろう?ってところから入ったから最初は期待しなかったのかもしれない。
それから今書いて分かったが、
釜津田という名前があまりにも~なので、漫画が原作だと信じてしまったのだ。
それと、そのハイヒールに代表される彼女の役のキャラ設定、
それから白衣を翻す大達先生のキャラ設定などなどに
アニメ的な雰囲気を感じてしまった。
しかし、今考えてみると、
これは企画モノで、
この役者さんたちでこのような企画で組まれたものだったのだろうと想像される。
だとしたら、それこそ橋部さんがうまくドラマとしてまとめたとしかいいようがない。
役者さんも特に良くも悪くもなくという感じで進んでしまったが、
最終的にはかなり良かったo(〃^▽^〃)o
主演の江角マキコさん
私にとってはどうでもいい役者さんですが、スタイルがいい、そして今回は素敵でした。
そもそも『ショムニ』という大ヒットしたドラマの時に、
セリフをすべて区切って、文章アクセントめちゃくちゃで喋っていたんですね。
そのドラマが大当たりだったせいなのか、
次に見た別のドラマでも同じように喋っていたのを聞いて、下手な役者さんだなぁと思っていました。
セリフ全体に感情を乗せられず、短く区切ったり、語尾にアクセントを載せることで感情表現していると勘違いする初歩的なことが問題なのだと思い込んでいたのです。
しかし、今回のドラマを見て、あれは「造り」であったことが分かりました。
仕事ばかりの気の強そうな役のくせに、
家で母親もやっているという設定は簡単ではないと思うけど、
さわやかな空気を運んでいて、とても素敵な人物を演じていたと思います。
対する石原さとみさん。
達者な役者さんだと思ってきましたが、
今回はそういうことより、とてもかわいらしく魅力的でした。
時々、達者なところも見せますが、
それよりも江角マキコさんとの対角にいい具合で存在していて、
段々大達先生に惹かれていく彼女も本当に魅力的でした。
そのほかの役者さんも、だんだんよく見えてきました。
芝居が全然できなくて参った存在だったブラザートムさんもだんだん気にならなくなった。
夫役の市川亀次郎さんは、最初から魅力的でした。
ラストの歌舞伎はどうかと思うけど、
あまりのハッピーエンドなのでこれもOKということで。
そして稲垣吾郎さんが、久しぶりにぴったりの役で、そしていい人の役で。
彼ってぴったりの役をやると悪人に見えますよね。
それを逆手に使った最後のどんでん返しは素晴らしかった。
志田未来さん
若手で達者な役者さんですが、
何本か見ているうちに少しパターンが見えてきています。
テンション高く怒鳴る時、その前に準備が入るんですよねぇ;
でも、これから力をつけて行ってくれる人だと思います。
最終回にもう最高!って思ったのが阿南健治さん
ずっと釜津田をフォローしていた彼が、とても頼りがいのある男性に見えました。
そんなわけで、役者さんたちが、それぞれ魅力的に見えたのも
多分に橋部さんのお力のお蔭だとも言えます。
それぞれの役者さんの魅力を引き出すようなキャラや話の展開になっていったと思います。
そして、最終回の、ありえないほどのハッピーエンド。
そう、あり得ないことも許されてしまうとてもうまい展開でした。
ドラマとはこういうものだと思います。
これでいいのだと思います。
少々気になる点があったとしても
それを気にさせないだけのドラマの力、
役者さんの魅力。
なんか観終わってすっきりしました。
ここまで大事件で終了してしまったので
続編は造られないとは思うけど、
江角マキコさんと石原さとみさんのあの掛け合いは、
もう少し見ていたかったなぁ(´0ノ`*)