先日(2011年6月23日)俳優のピーター・フォークが亡くなりました。
ピーター・フォークが特に好きだったわけではないけれど、
『刑事コロンボ』は大好きでした。
今でもNHKBSなどで、
ほとんど絶え間なく再放送を繰り返していたので、
ほぼ全作品を観たんだけど、
また繰り返し見て、
ドラマのどのあたりで、どうやって犯人を突き止めるのか思い出したり、当てたり
そんなことをやりながら何度か見たストーリーも数知れず
たまたま先日見た映画に
後期のピーター・フォークが出ていました。
『ネクスト』という映画
2007年の作品でした。
年老いたピーター・フォークがいい味を出していました。
考えてみたらコロンボ刑事と言う人は、厭な奴でして、
それが犯人を突き止める手だったとしても、
人としてはとても失礼だったりする。
そのことで犯人がイラついてバレテいったりすることもある。
そのストーリー展開、
つまり脚本が素晴らしくて大ヒットしたドラマですが、
実は、アメリカらしい大味な所もたくさんありました。
それと比べると、
『刑事コロンボ』を意識して作った日本のドラマ
『古畑任三郎』 脚本:三谷幸喜
の方が、脚本の練り方は凄かったと思います。
その繊細さというか、緻密さというか、
三谷さんが、毎回苦労して書いた作品だけのことはありました。
それでも、ピーター・フォークのコロンボは、
やはりその人間性(家族を愛していたり、犬もだらけてたり)で
とても人気のあるキャラクターだったのだと思います。
私としては、
もっと早い時期にどんどん新作を出してもらいたいドラマだったのだけど、
やはりあちらでも脚本家にとってのプレッシャーが大変だったのかもしれないですね。
あれだけのドラマなのに、
びっくりするほど少ない回数しかありませんでした。
役者は、あそこまで当たり役を持ってしまうと、
なかなか他の役が出来ずに悩むことも多いかと思いますが、
やはり『刑事コロンボ』イコール ピーター・フォークといわれることの凄さは、
何にも比較出来ない凄い功績なのです。