なかなかきつい現代的な話でした。


「頑張る!」ということがとにかく美徳だった時代から、

一時期

「頑張るな!」となってきたこの国

そして、若者が頑張らなくなった。


しかし、実は、2分化されたのだと思います。


小さい頃から情操教育をする親、

それについてこられる子たちは、人生で選択するチャンスを持てる位置に行くことができ、

それについてこられない子たちは、どこかで挫折を味わう。

しかし、人生において挫折はつき物、

それが必須と言ってもいいほど、

それだったらどこで挫折を経験し、

それをどう自分の糧にしていくかが大切なのだと思います。


このドラマでは、挫折した息子に厳しく

愛情たっぷりに期待をし続ける母親が描かれている。


それに対して、彼女の一言から奮起して、

勝ち組に回る人も描かれている。

ただ、どっちがいいのかは分からない。


主演の黒木瞳さんが、

初めて厭な役を演じていました。

それはそれはドラマ的に素晴らしく演じていました。


しかし、それは私から見ると、

黒木瞳さんの時代も終わったのかと映るのでした。


日本に限らずではありますが

Let'say 45歳を過ぎた女優さんには仕事がなくなります。

母親以外の役がなくなると言ってもいいし、

主演がなくなると言ってもいいです。

コレを超えても主演を演じる女優さんは、

片手にも及びません。


黒木瞳さんは一斉を風靡するほど美しい人気のあった女優さん。

勿論今も人気はあると思います。

しかし、仕事はなくなっていきます。

そして、役の選び方が変わって来る。

こんな厭な役、以前だったらやらなかったのではないかと思うのです。


しかし、モノは考えようです。

価値観は本人が決めること。

勝ち組と言う言葉を使いましたが、

勝ち組に居て幸せなのか、

負け組みに居るから不幸せなのか、

幸せの物差しは自分の中に持つべきで、

それしか判断のしようがないのです。

となりの芝生ばかり見ているようでは、

どこに居ても(勝ち組だろうが負け組みだろうが)本当の幸せは感じられません。


私はNHKは時々ではありますが、まだいいドラマを作るし、

民放の若者相手の軽いドラマをやるよりは、

役者としては遥にやりがいがあるはず。


本当は、45歳を過ぎて、

女優は、本当に魅力的になり、

大人の女性を演じることが出来るようになるのに、

実際にやってくる役は、母親役ばかり

つまり主演の若い子の母親と言う意味です。

そして、大人が見たいドラマもどんどんなくなっていく。


本当は大人のドラマにこそドラマがあるのに、

それを少しでも変えたいと私も努力してきたひとりですが、

これからは、観客の目で意見バンバン言っちゃいますヾ(@^(∞)^@)ノ