ヒラリー・スワンク出演の『レッド・ダスト』という映画を観ました。

日本はまだ未公開ですか?

最近は、CSなどで未公開映画も見ることが出来るのでラッキーですね。


重厚ないい映画でした。


南アフリカのアパルトヘイト時代、

監獄で白人が黒人に対して行なった

暴力、拷問、殺人などの犯罪を、

すべて告白すれば恩赦されるという裁判において、

真実を追究していく話。

つまり裁判映画です。


南フランスで育ち、

心に傷を負って、今はニューヨークに住んでいる弁護士役に

ヒラリー・スワンク。

本当に個性的な女優さんです。


子どもの頃、

差別社会で黒人のボーイフレンドがいたために、

刑務所に入れられたことがある白人女性役。

すごくこの役に合っていました。

それが彼女の役作りの賜物なのかどうかは分かりませんが……。


展開も良く、

観客を引っ張る力も素晴らしい。


冒頭、その暴かれる過去の殺人事件らしい現場の映像が

あたかも記憶の中のように描き出される。

その死んでいったであろう黒人の表情のインパクト

そこからすぐに映画に引きこまれ、

裁判が進められ、

ほとんどラストまで、休むことなく集中させてくれる映画でした。


家でテレビ画面で映画を見ていると、

どうしても映画館で見るようには集中できないもの。

途中で珈琲のお代わりが必要になったり、

誰かが玄関に来たり、

猫が他の猫をいじめたり……

そんな邪魔が入っても映画の世界から放り出されずに済む、

そんな求心力を持った映画に出会うだけでも大変なものです。


勿論、ストーリー展開だけではなく、

出演する役者さんに魅力がないと。

あっという間の2時間弱

楽しめました。p(^-^)q