オダギリジョーさん、三浦友和さん、小泉今日子さん、吉高由里子さん、

出演者が素敵なので、なんとなく見た映画...

とても良かったです。


メンバーは、何故か深夜ドラマでオダジョーさんと一緒だった人たちが勢揃いしていたので、

そのようなナンセンスコメディかと思って見始めた。

そうでした。

ナンセンスがゴロゴロ含まれた、空気の感じられる素敵な作品でした。


主演のオダギリジョーさんが無理なく、とても彼らしく演じているその主役に対して、

色んな役者さんたちが、非常に個性的に絡んでくる。


まず、ずっと一緒に東京を散歩する三浦友和さん。

逆の方がしっくりいきそうなのに、

この作品では、普通のオダギリジョーさんに対して、

ぶっとび三浦友和さん。

それがとてもバランス良い。


母親役を演じる小泉今日子さんは、いつもの感じです。

それにしても最近の日本映画にはなくてはならない女優さんになりましたよね。

とにかくよく出ている。

ぶっ飛んだ可愛い役でも、

一般的なお母さんでも、

蓮っ葉な女でも、

全てキチンと程よい品があり、無駄に出しゃばらず、存在感もある。

和の雰囲気も、洋の雰囲気にも合う本当に美しい女優さんです。


そして、若手ではピカイチの吉高由里子さん

今回も、少しぶっとんだ感じを本当に素晴らしく演じていました。


ワンシーンにしか登場しない方々も素晴らしい。

風見章子さん演じるおばあちゃん。

「私は若返りたくないんですよ」と言って後ろ向きで歩くおばあちゃん。

あのシーンは、意味なくジーンと来ました。


そう、そういう映画でした。

時々、ふっと心に染み渡る

ジーンとなったり、考えさせられたり、

心の中にジワッと入ってくるシーンや言葉の数々。

そんな映画でした。


ナンセンスな部分も

バランスよく入っていて、

少し笑えて、

その少し笑った分だけ、少しジーンとしてしまう。


人生はこれでいいのではないかと思ってしまう。

何も特別な事はなくても(登場人物はかなり特別だったり変だったりですが)

少し笑えて、

少しふざけて、

少し真面目に

そうやって生きていけばいいのかも、と

まぁ、とにかくいろんなことを感じさせられました。べーっだ!