2009年アメリカ映画
アメリカらしい、法社会を利用して、
家族愛、兄弟愛、愛、愛、そして一番大切な命について、
とても素敵に描いた作品でした。
主演のキャメロン・ディアスは、
アクターズスタジオのインタビューを見た時、とても厭で、
魅力のない女性だと思ったのですが、
女優としては、嫌いではないです。
今回は、それよりも周りの役者さんたちが素晴らしかった
まず、
姉のドナーとして生まれてきたアン(11才)を演じるアビゲイス・ブレスリン
とても知的な少女
そして、白血病の姉を演じる
ソフィア・ヴァジリーヴァ
あまり美しくない女優さんですが、
その表情がキュートで、
病状が悪くなってきた時の表情も素晴らしい
凄く出来たお姉さんなのだけれど、
ドラマ的に作られた感じのない、若いのにそこにあまりにもフィットして存在していた。
父親役のジェイソン・パトリック
素敵なお父さん。
とにかく素敵な家族です。
姉のケイトが3歳の時に白血病と診断されてから、
ケイトを治すことだけに向かっている母親と、
そうやって戦っているケイトと母親を助けたい家族。
家族と言うのは、
やはり困難に直面した時に、こうして支えあえる人々なのだと
もう涙なしには見られませんでした。
それと、
ケイトという14歳で白血病で亡くなってしまう少女の生き様。
家族に愛され、
恋愛をして、
その恋人を失い、
それでも最後、死に向かっていく時のあの穏やかさは…
病気などで苦しみ、
病気と対決した人は、
あんな顔が出来るのだろうかと。
そんなことは嘘だと思いつつも、
そうやって穏やかに死を迎えられることを本当に素晴らしいと感じます。
そして、
母親の心も、
次女の心も段々に癒されていく。
そう、患者であるケイトによって。
私は、
病気になることほど辛く不幸なコトはないと思う。
死は、
仕方がないことだけれど、
出来るならば、
病気にはならないことを望んでいる。
しかし、
現実には、
病気で苦しんでいる人や、
その家族の中に、
私たちが予想も出来ない喜びがあったりする。
勿論、
それは予想もつかない苦しみや努力の裏側にあるのだけれど。
基本的には、
「愛」という
単純だけれど、
もっとも大切なものを描いた素敵な作品でした。