1995年ツールでカザルテッリという選手が事故死した翌日も、
ノーコンテストステージになったそうですが、
私のサイクルロード観戦歴は、
まだたった5年ですので、このようなレースを観戦するのは初めてでした。
スタート前、ウェイラントの所属チーム、
レオパード・トレックを先頭に全員で黙祷が捧げられた。
そしてこの日のコース216kmを、静かに静かに走り続けた約6時間。
その模様が全世界に中継された。
全選手206名が、黒い喪章を腕に巻いて、
時速30~35kmを守りつつ、
休むことなくペダルを漕ぎ続ける姿は、
とても美しかった。
その6時間の間、
選手も関係者も観客たちも、
みんな、ずーっとウェイラントのことを思い続ける。
自転車選手らしい、
素晴らしい送りかただと感じました。
そして、ゴールは、
レオパード・トレックの8人の選手
プラス
ガーミンのタイラー・ファラーの9名は、
肩を抱いてゴールした。
ファラーを始め、数人の選手が泣きながらゴールする姿は、
厭でも涙を誘った。
ウェイラントの家族の願いで、
レオパード・トレックは、このままレースを続ける?
しかし、
親友のファラーは、
この第4ステージを最後に、リタイア。
この大会のリタイアリストに、
ウェイラントとファラーの名前が並ぶことになる。
