第2ステージは、アルバ~パルマまでの244km
山岳ポイントもあるけど、
スプリンターのためのステージ。
今回、スプリンターと言えば、
HTCのカヴェンディッシュが一体何回ステージ優勝をするか?
対抗馬は、
ランプレのアレッサンドロ・ペタッキ
ガーミン・サーヴェロのタイラー・ファラー
チーム・レディオシャックのロビー・マキュアン
アクア・エ・サポーネのダニーロ・ナポリターノ
と見てますが、
ベテラン、ペタッキ(37)とマキュアン(38)は、末足では、もうカヴェに勝てないですよね。
早々と逃げが決まったのは、
オメガファルマ・ロットのラング
どうやら、逃げたくはなかった様子で、
ずっと不機嫌なまま200キロを一人独走。
ポイントがとれたからまだ良かったものの、
21日間のレース全体を見ると、
この日ひとりで200キロ走ったのは、体力的にかなり響くらしい~。
本人は、とにかくカメラに写るたびに不機嫌でしたが、
今回、優勝もステージ優勝も望み薄なオメガファルマ・ロットとしては、
出来る限り逃げて、テレビに映り続けてもらいたかったのだと思われます。
さて、明らかにHTCは、カヴェンディッシュに優勝させるためのレース運び。
今回、カヴェンディッシュの発射台は、マーク・レンショーですね。
レディオシャックのマキュアンのことは、
チームメートの別府史之が引く様子も見られました!
カメラに日本人が映ると嬉しいですねぇ~。
さて、ゴール直前、
レンショーの後にしっかり付いているカヴェンディッシュの右隣には、
ペタッキが!!
そして、カヴェが発射された時、
同時に右側からスパートしたペタッキは、
そのままグイッと左にスライドしてカヴェの進路をふさぐ。
その後、右から出ようとしたカヴェの前に、少々危ない感じで右へ移行するぺタ
結局、その時の少しのブレが作用して、
カヴェは鼻差で負けました。
ゴール直後、ペタの前に手を振り上げて抗議をするカヴェ。
ガッツポーズをして、そのカヴェが見えないかのように無視するペタ。
これは見ものでした。
結局、ペタッキは降格にならずに、優勝。
ベテラン、ペタッキの技の勝利となりました。
さて、このレースもうひとつ見ものだったのは、
昨日優勝して、マリオローザを着ていたHTCのマルコ・ビノッティ
マリオローザ(ピンクのジャージ)を着るのは、選手たちにとって凄い栄光。
一度も着られない選手の方が多いのですから。
この日のレースは、スプリントレースなので、
HTCは当然全てがカヴェンディッシュのために組まれたレース。
途中、トイレ休憩でストップしていたビノッティを待ってくれるチームメートは一人も居ず、
その後、なんとなんとチームメートのためにボトル運びをするビノッティ。
つまり、マリオローザのピンクのジャージが、
数本のボトルでぶくぶく膨れ上がるという、
稀なシーンが見られたのです。
HTCハイロードも容赦ないって感じです。
初日、カヴェではなく、ビノッティにマリオローザを取らせてあげたから、
もう良いだろう?ってことでしょうか?
それにしても、
この日は、カヴェが優勝して、
2日連続HTCがマリオローザをキープするはずだったのにね。
注:マリオローザ→その日の時点で総合優勝をしている選手のことで、その選手はピンクのジャージを着てレースを戦っている。チームでは、ジャージ以外のヘルメット、靴、手袋、また自転車にまでピンクをあしらったりもしていて、レース中、見つけやすくなっている。最終日にマリオローザを着ていることが、ジロの総合優勝ということです。
注:ボトル運び→水分補強は必須。チームでは、ひとりの選手が、後方に居るチームカーから、チームの選手分のボトルを預かり、そこからスパートして前線で走っているチームメートにボトルを一本ずつ運ぶ。スパートをする能力がなければ出来ない仕事だが、当然エースがする仕事ではない。背中のポケットに入りきらないボトルは身体のあらゆるところに入れられ、運ばれる。