ビンラディン殺害のニュースが流れた日、
夜中にも関わらず
アメリカ、ワシントンのホワイトハウス前には、
ゾクゾクと人々が集まり、
「USA!USA!」の大コールが続いた。
この映像を見ながら、
どうしても違和感を感じる私。
最初に見たテレビニュースでは、
そのあと、日本人で犠牲者となった方のご両親がインタビューに答えられていて、
鎮痛の面持ちで
「単に良かったとは言えない。」と
どうみてもすっきり解決したとは思えない表情。
それに対して、あのアメリカの若者の熱狂ぶり……
実に対称的。
ビンラディンをあの同時多発テロの犯人として捕獲したというのならば、また話は違うのだが、
殺害した。
というニュースに対して、大喜び、大騒ぎしている人たちの姿には、
どうしても違和感を感じるのです。
湾岸戦争を思い出しました。
あの時、私はニューヨークに住んでいた。
湾岸戦争が終結して、
ニューヨークでは、兵士たちの凱旋パレードが行われた時
私もそれをアメリカ人の友人と見に行きました。
ひとことで言えばお祭り騒ぎです。
あの時も、違和感を感じた。
そこで、友人にそのことを伝えた。
「この戦争で多くの人間たちが亡くなったのに、どうしてそんな大喜び出来るの?」
全く意見が合わなかった。
「どうして? 僕たちは勝ったんだよ」
考え方の違いを、
感じ方の違いに、
びっくりした。( ̄□ ̄;)
アメリカ人と日本人の差かと思った。
しかし、その後に見たニュースでは、
アメリカ人でも、やはり手放しに喜べないという
重い表情の方もいた。
人種とか文化の違いではなく、
単に、個々の受け止め方の違いでしょうか?
私は、極刑に反対論者でもないし、
殺人を犯した人に対して、同情的なモノの見方を出来る人間でもありません。
それでも、
殺人者だとしても、
テロリストだとしても、
その人を殺害した時に、
お祭り騒ぎをする。
その様子には、どうしてもすっきり出来ないのです。