重かったですね。
もう一年ほど、ずっと向老学関係の本を読んでいます。
ほとんどエッセーとか、専門家による本、
つまり小説はほとんど読んでいません。
執筆のために読み始めた本の数々。
老後のことばかり考えて生きてきたこの一年。と言う感じ。
さて、今月中には、第一稿を上げるので、
そろそろ読書はストップしようかと。
最初に読んだ向老学関係書は、
上野千鶴子さんでした
「おひとりさまの老後」
ベストセラーになった本です。
でも、上野さんの本を読み進めていくウチに、
やはり彼女はとても強い、勝ち組の人。
ちょっと無理なのではないかと思われる部分も、
それは、昨年の『朝ごはん食べますか』で
派遣切りにより、ネット難民になった若者たちを調査していたせいでもあります。
次にはまったのが、
俵 萌子さん
彼女の方が、生き生きした一般の人という印象。
本もとても読み易いです。
それでも、やはりびっくりするほどのエネルギーは、
勝ち組の人特有のモノ。
私は、個人的にはそういう人が好きだし、
そういう人の本は楽しいし、
それだけエネルギーがあるから、本が売れるのですが。
次に気に入ったのが、
松原惇子さん
この3名の本は、10冊ずつくらい読ませていただき、
特に俵さんと松原さんの本は楽しみました……が、
やはり、こんなこと無理だと思う人々も居るでしょう。
だって、彼女たちのエネルギーは、普通じゃないです。
さて、小説を久しぶりに読みました。
この本は、さすがに重かったです。
親の介護から亡くなるまでを事細かに描いているのですが、
リアルで、その状況が浮かぶだけに……哀しい。
年を取ることは哀しいことだと痛感する。
実際、向老学というものが、
高齢化社会が叫ばれるようになってから研究され執筆されるようになったわけで、
歴史がないのです。
そして、書いている人は50代、60代の方々なのです。
そこが問題ですね。
結局、年を取って、介護される側に立った方の言葉がなかなか聞けない。
アルツハイマーの脚本を書いた時もそうでした。
実際にアルツハイマーになった方が書いた本をみつけるのに一苦労。
結局海外の本で2冊だけ、
そして、それはとても役に立ちました。
これから、老人が増え、
実際に元気な80代がたくさんいるのですから、
そんなお年寄りにも、年を取ることを資料としてどんどん出していただけたらいいと思いました。
執筆が続くと、
全く小説を読む時間がとれません。
本当は長編小説が大好きなのですが、
何かの調査に入ると、その専門書を読み漁らなければならなくなり、
そこから連鎖的に、あらゆる専門書と、
気に入った作家の出版物全てが読みたくなって
読みたい本のオンパレード。
最近は、小説よりも、面白いなぁと感じつつあったことも事実。
しかし、久しぶりに長編小説読んでみたら面白かったです。
やはり小説は途中で止まらなくなるところが最高ですね。
早く、脚本を書き上げて、
好きな小説を読み漁りたいです。