今週から、ほとんど普通に仕事に行っています。

町を歩くと色々平常とは違う発見があります。

町がなんとなく暗い。

駅が暗い、店の中が暗い。

その度に、色々考えさせられる。


電車に乗ったら、

特にJRで顕著でしたが、

車内の広告がガラガラになっている。

いつもは、一杯の車内の広告が、スカスカなのです。


そして、昨日は、夜、新宿を電車で通過した。

なんとなく外を見ていた私は、

新宿駅を発車して西へ移動する車内から、

新宿東口の町並みが目に入った。


なんとなく、町が薄暗い。

あっ、そうだった。

節電の結果です。

ビルの中、店、オフィス。

使用しているところの電気はついている、

街灯も基本的についている。

が、看板やネオンが消えている。

そこから靖国通りへ移動すると、

看板がみな消えていることに改めて気づかされる。

新宿の街がなんとなく暗い。


でも、それはとても美しかった。

なんとなくセピアな感じ。


都会のネオンが大好きで、あの中にいるとドキドキしてしまう人が居ることを知っているが、

私は、どちらかというと嫌いな人。

明るすぎる照明も嫌い。

目も疲れるし…飛蚊症なので、暗くしてくれたほうが助かる。


そして、都会のネオンは、綺麗なものも汚いものも見えなくするためにあるような気がする。


夜空の星も見えなければ、

町に落ちているゴミも見えなくするような、

そんな眩さがあり、

みんなネオンの明かりにごまかされているように感じる。

昨日の新宿の暗さ。

いつもの明るさを知っているから「暗さ」と書いているが、

なんの問題があろうか。

これで十分である。


私たちは、この震災で、

大きな被害から逃れたラッキーな一部の日本人として、

学ぶべきことをたくさん与えられて、

更にラッキーだと思うべきなのですね。