私は「すみません」を使わない会の会長です。
私と一緒に芝居作りをしたほとんどの人が知っています。
私が会長で、会員は、たった3名しかいません。
次に入りたい人は会員NO.5になります。
お知らせ下さい。

「すみません」でしか表現できない時以外は使用しないという意味です。
だって、みんな 済みません を多用しすぎるのだもの。

レストランでウェイトレスを呼ぶ時は「お願いします」
どんな店でも店員さんを呼ぶ時は「お願いします」
電車の中で、通過しようと思うけど、そのままだと誰かにぶつかりそうな時は「失礼します」
謝る時は、目上の人や、仕事上の謝罪の場合は「申し訳ありませんでした」
友人の場合は、「ごめんなさい」
お礼を言う時は勿論「ありがとう」


3番目の注意を促す「失礼します!」が結構難しいかな?

でも、謝罪とお礼に使われるのは本当にイラつきます。

まず、一番イラつくのが、
何か小さなプレゼントをしたときに「すみません」と言われると、
「返して」って言いたくなります。
更に、そのプレゼントを目の前で開けてくれなかったりする人もおりました・°・(ノД`)・°・

仕事で失敗をした若い人が、「すみませんでした」って言う時もイラつきます。
謝る気あるの?って。
「どうも申し訳ありませんでした」って頭を下げるべきです。
何故なら
やってみると分かります。
そちらの方が難しいからです。
だから、きちんと謝る気持ちにもなれるし、
謝罪を受ける気持ちにもなります。

一番よろしくないと思っているのは、
何でもかんでも、無意識に「すみません」で済ませることです。
言葉は、色々ありますので、
その時、その時、いろんな正しい言葉を使用した方がステキです。
ボキャブラリーがなくなっているということを哀しく感じているからです。
だからこそ、今、
美しい日本語をもっと丁寧に意識的に使っていきたいと思っているからです。

「ありがとう」は、私の最も好きな日本語のひとつです。
とてもステキな響きだと思います。