人を罵る(ののしる)言葉というのがあります。
英語には、Fワードを始め、たくさんあります。
その話をしていたら、フランス人の友人が、
フランス語には、英語とは比べ物にならないくらいたくさんあると言っていました。

日本語はどうでしょう?

「お前の母ちゃんデべソ!」

みたいな言葉です。

最近の子どもはもう使わないのでしょうか?

最近の子どもは、友人を罵倒する時に使う言葉が

「きもい、うざい」
「死ね!」

のふたつしかないように感じられます。

ボキャブラリーがないのでしょうか?

たくさんの罵り言葉が(Fワードのように)放送禁止用語になりました。
私たちが子どもの頃に使用していた言葉の多くが、
放送上使用してはいけない言葉=よろしくない言葉となり、
通常もあまり使用しないように心がけるようになりました。

でも、良く考えてみたら
「死ね!」ほど直接的で、ひどい言葉はないように思います。
もっと、多くの罵り言葉があった時の方が、
人を罵倒しても、それほど傷つかずに済んだのかもしれない。
または、やり返すことが出来たのかもしれない。