梅雨明けと同時に、毎日晴天、毎日真夏日、毎日熱帯夜、
既に夏バテの方もいらっしゃるのでは?

 夏は得意だった私も、ここ数年の東京の夏は、非常に不快で、出歩きたくなくなります。

 さて、暑いということで、海や川に出かける人が多いらしく、この3連休も水関連の事故が、びっくりするほどたくさんありました。川で家族でバーベキューを楽しんでいて、子どもが川に流されるとか、川や海でおぼれた友人を助けようとして、友人も一緒に亡くなってしまうとか。
 折角の楽しい休日が台無し。
 水は怖いです。

 海水浴場も大混雑。
 久しぶりに、イモ洗いの海岸の映像を昨日ニュースで見ました。

 昔から、あの海水浴場が人間で埋まる状態をイモ洗いと表現していました。
 水から、ポコポコ浮いたり沈んだりするからかしら?

 そういえば、演劇の世界では、舞台で上がってしまわないように、観客をかぼちゃだと思え!
 という表現が以前はよくなされていましたが、最近はあまり聞かなくなったように思います。
 私は、観客を観客としてしっかり見てしまったほうが上がらない。という方が自分には向いているかと。

 さて、私が海水浴に行かなくなった何年が経つのでしょうか?
 千葉県育ちの私は、中学校、高校、大人になってからも、友人と良く九十九里浜に泳ぎに行きました。
 九十九里は波が荒く、泳ぐというよりは、何か空気の入ったものに捕まって波に揺れているのが楽しかった。気づくと、自分が荷物を置いた海の家から100メートル以上も流されていたりします。

 最後に行ったのがいつだかは憶えていないのですが、多分、20年以上前です。
 理由がありました。
 それは、海外の海水浴場というところに行ったからです。
 ハワイのワイキキとかではなく、普通の国の普通の海岸。
 例えば、ニューヨークだと、コニーアイランド

 $stingのブログ-コニーアイランド

 ニューヨークだから、かなり混んではいるものの、それでも砂浜が人間たちで見えないなんてことはありません。因みにこの写真は古いけれど、8月の土曜日の様子。

 更に、ヨーロッパの海で遊んでからというものは、日本の海にはもう行く気がしません。

 ヨルダンのアカバで泳いだ時は、一応有料ビーチに行ったのですが、別に無料のビーチでも、ビーチには寝椅子が並べられていて、自由に使うことが出来ます。混雑で空いてないということがないのです。
$stingのブログ-アカバビーチ
因みに、有料ビーチには、らくだがいました。で、らくだと記念撮影をしました。それで有料だったわけではないと思いますが。

$stingのブログ-アカバビーチらくだ

かなり安いお金で、とっても空いているビーチで、のんびり過ごすことができます。
トルコのウルデニスという海岸
とっても綺麗でした。

$stingのブログ-ウルデニス

ポツンポツン見える赤っぽい点が、(有料ビーチなので)寝椅子です。いつもたくさん並べられていて、そこが一杯になっていることはほとんどありません。

そして、私が宿泊したクラブロビンソンの専用ビーチ

$stingのブログ-クラブロビンソンビーチ

さすがに屋根つきです。
でも、ガラガラなことが見て分かると思います。
因みにクラブロビンソンというのは、私が知っている限りの情報では、クラブメドのドイツ版です。
ヨーロッパですから長期宿泊客がほとんどです。
長く宿泊しても飽きないように、いろんなイベントが用意されています。
有料イベントは勿論さまざまなツアーなどもありますが、無料のイベントもあります。
ジムもあるし、スノーケリングも無料で習えます、夜は、バーでダンスパーティ。
中にあるいくつかのレストランは、基本的にブッフェスタイルで、食べ放題。
で、私が宿泊した時は、トルコ国内で予約したので、一泊5000円。
専用ビーチの他に、プールが7つくらいあったかな?

これだけのお金を払えば、これだけゆったりしたビーチで遊べます。
日本では、ビーチにお金払っていなくても、海の家に払って、交通費払って、帰りは疲れてるのに渋滞だったり、電車で座れなかったり。あげく、ビーチは大混雑で、ゆったり出来ないじゃないですか。
疲れて帰ってくるのが関の山。
つまり若い時は、それでもいいでしょうが、年配の人が行ける場所ではなくなっているわけです。
やはり、ビーチで美味しいものを飲みながら、読書するという夏の楽しみ方もしたいものです。
ま、そんなわけで、私はすっかり海派ではなく、山派になりました。
日本の山は、まだ海水浴場ほど、混雑にはなっていないように感じ、リラックスすることも可能かと思われます。