私が教えているクラスに、新城幸也選手に雰囲気の似ている生徒が居た。
新城と言えば、いまや世界で有名な日本人になりつつある素晴らしいサイクルロード選手。
だから、喜ぶかと思って伝えてみた。
でも、クラスの全員が誰も新城幸也選手を知らなかった。
説明のために、
「一部では世界で最も名の知れた日本人。
ツール・ド・フランスに今出ていて……」
誰も反応がない。
まさか、ツール・ド・フランスが何なのかも誰も知らない?
NHKでは、毎日「昨日の新城選手」というコーナーまで出来てるのに、
やっぱりサイクルロードレースは、相変わらず日本ではマイナー。
今回のツール・ド・フランスは世界190ヶ国で放映され、その内110国で生放送されているそうな。
(サッカーのワールドカップは何ヶ国で放映されたのか、調べてみたけど見つからなかった)
でも、日本では相変わらずのマイナーぶり。
それを日本にも知らしめよう!という頑張りを見せてくれているのが新城幸也選手である。
でも、私は見たことなくてもツール・ド・フランスの名前は知っていた。
私が若い頃は、当然誰一人日本人が出場したことがなかったのにである。
最近の若者の知識が偏っているのかもしれないと少し思った。
彼らにゲーム、漫画、お笑いタレント、バラエティ番組、スポーツだと唯一サッカー、のことを聞くととても詳しい。音楽も人それぞれ好きなジャンルはあるでしょうが、若者たちの共通する人気ミュージシャンのことは詳しい。詳しいことはいいことだと思う。何かに興味を持って好きになって、見たり聞いたり調べた方がいいと思う。ただ、若いうちにその興味の範囲を狭めない方がいい。
私は芝居をプロでやるために色んなものを捨ててきた。
1984年に音楽を捨てた。つまり流行を全く追わないことにした。
それまでは邦楽も洋楽も基本的に何でも聴いて流行にもついていっていたけど、
もう無理だと思ったから、今は全く知らない。
今聞くのはクラシックと、数少ない好きなミュージシャンと、時々耳に残った曲、ま、そこから派生してその人の曲。
ゲームは、目が疲れるので基本的にやらない、漫画も同じ。バラエティ番組は単につまらないから時間の無駄だと思ってみない。だからお笑いも、そうではないタレントも知らない。
つまり、あるものに時間を使うためには、あるものを捨てようと意識的に捨ててきた。
それ以外のモノの情報はそれなりに入れてる。
若い時は、ナンでもカンでも、見たり聞いたり興味を持って接していた、そして、自分で選んだつもり。怖いのは、若いときに、新しいものに興味が持てなかったり、触れ合っていないことだと思う。
触れるチャンスがあるならば、ナンでも見てみると良い。だって、知らないで、とっても素敵なものを見逃していたら寂しいじゃない。
ゲームや漫画やバラエティも良いけど、みんな、もう充分なんじゃないの?っていうくらい知っている。
私が知らないから、誰かからゲームのタイトルが出てくると、「それはどういうゲームなの?」って聞くと全員が間違いなく答えられる。全部のゲームをやることは必要ないし、時間の無駄だし、他のことをやる時間がなくなるから、情報程度に留めておいた方がいいこともたくさんある。
漫画だって、全部読むのは不可能。
それよりもっと知っておいた方がいいことが世の中にはたくさんある。
あるクラスでマイブームを聞いたら、ある女性が「歩くこと」と言った。
「時々仕事帰り、電車に乗るのをやめて1時間くらい歩いて帰るんです」
そしたら数人の、やはり十代の子達から「ひま~」っていう声が聞こえた。
ええ、暇じゃないじゃない。
家で日がな一日ゲームやったり漫画読んでるほうがよっぽど暇じゃない。
だって、外を歩けば、いろんなことに気づく、いろんな人と出会い、事件を目撃し、季節を感じることが出来る。家の中で小さな画面をじーっと見ているよりもたくさんのことが見つかり、たくさんの知識を得ることも出来る可能性がある。
最近、20代なのに、休みの日は家に居るのが好き。と言う人が増えたように感じる。
私が20代の時は、いつも忙しく、家に居る時間はほとんどなかった。
私は出不精で、家に居るのは大好き。だけど、そんな暇はなかった。
若者が年寄り化しているのかもしれない。
でも、今からそれで、30年後50年後どうするの?ってやっぱり心配になる。。(´д`lll)
URL http://members3.jcom.home.ne.jp/groupsting/
新城と言えば、いまや世界で有名な日本人になりつつある素晴らしいサイクルロード選手。
だから、喜ぶかと思って伝えてみた。
でも、クラスの全員が誰も新城幸也選手を知らなかった。
説明のために、
「一部では世界で最も名の知れた日本人。
ツール・ド・フランスに今出ていて……」
誰も反応がない。
まさか、ツール・ド・フランスが何なのかも誰も知らない?
NHKでは、毎日「昨日の新城選手」というコーナーまで出来てるのに、
やっぱりサイクルロードレースは、相変わらず日本ではマイナー。
今回のツール・ド・フランスは世界190ヶ国で放映され、その内110国で生放送されているそうな。
(サッカーのワールドカップは何ヶ国で放映されたのか、調べてみたけど見つからなかった)
でも、日本では相変わらずのマイナーぶり。
それを日本にも知らしめよう!という頑張りを見せてくれているのが新城幸也選手である。
でも、私は見たことなくてもツール・ド・フランスの名前は知っていた。
私が若い頃は、当然誰一人日本人が出場したことがなかったのにである。
最近の若者の知識が偏っているのかもしれないと少し思った。
彼らにゲーム、漫画、お笑いタレント、バラエティ番組、スポーツだと唯一サッカー、のことを聞くととても詳しい。音楽も人それぞれ好きなジャンルはあるでしょうが、若者たちの共通する人気ミュージシャンのことは詳しい。詳しいことはいいことだと思う。何かに興味を持って好きになって、見たり聞いたり調べた方がいいと思う。ただ、若いうちにその興味の範囲を狭めない方がいい。
私は芝居をプロでやるために色んなものを捨ててきた。
1984年に音楽を捨てた。つまり流行を全く追わないことにした。
それまでは邦楽も洋楽も基本的に何でも聴いて流行にもついていっていたけど、
もう無理だと思ったから、今は全く知らない。
今聞くのはクラシックと、数少ない好きなミュージシャンと、時々耳に残った曲、ま、そこから派生してその人の曲。
ゲームは、目が疲れるので基本的にやらない、漫画も同じ。バラエティ番組は単につまらないから時間の無駄だと思ってみない。だからお笑いも、そうではないタレントも知らない。
つまり、あるものに時間を使うためには、あるものを捨てようと意識的に捨ててきた。
それ以外のモノの情報はそれなりに入れてる。
若い時は、ナンでもカンでも、見たり聞いたり興味を持って接していた、そして、自分で選んだつもり。怖いのは、若いときに、新しいものに興味が持てなかったり、触れ合っていないことだと思う。
触れるチャンスがあるならば、ナンでも見てみると良い。だって、知らないで、とっても素敵なものを見逃していたら寂しいじゃない。
ゲームや漫画やバラエティも良いけど、みんな、もう充分なんじゃないの?っていうくらい知っている。
私が知らないから、誰かからゲームのタイトルが出てくると、「それはどういうゲームなの?」って聞くと全員が間違いなく答えられる。全部のゲームをやることは必要ないし、時間の無駄だし、他のことをやる時間がなくなるから、情報程度に留めておいた方がいいこともたくさんある。
漫画だって、全部読むのは不可能。
それよりもっと知っておいた方がいいことが世の中にはたくさんある。
あるクラスでマイブームを聞いたら、ある女性が「歩くこと」と言った。
「時々仕事帰り、電車に乗るのをやめて1時間くらい歩いて帰るんです」
そしたら数人の、やはり十代の子達から「ひま~」っていう声が聞こえた。
ええ、暇じゃないじゃない。
家で日がな一日ゲームやったり漫画読んでるほうがよっぽど暇じゃない。
だって、外を歩けば、いろんなことに気づく、いろんな人と出会い、事件を目撃し、季節を感じることが出来る。家の中で小さな画面をじーっと見ているよりもたくさんのことが見つかり、たくさんの知識を得ることも出来る可能性がある。
最近、20代なのに、休みの日は家に居るのが好き。と言う人が増えたように感じる。
私が20代の時は、いつも忙しく、家に居る時間はほとんどなかった。
私は出不精で、家に居るのは大好き。だけど、そんな暇はなかった。
若者が年寄り化しているのかもしれない。
でも、今からそれで、30年後50年後どうするの?ってやっぱり心配になる。。(´д`lll)
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