行きつけの喫茶店に新人のアルバイトの女性が入った。

その店は、地元の人が多くいらっしゃるようで、店長の女性は、よくお客様と一緒に座って大声で喋っていたりする。私は、単にその町に仕事に行って時々時間を潰さなければならないときに入る。何故なら他に近くに店が無いからです。でも、そこのサンドイッチがおいしいのも事実。コーヒーはボトムレス

 まだ仕事になれていない彼女が私のところにオーダーを取りに来た。私は普通に話し、普通に疑問をぶつけ、普通に注文した。シルバーが置かれる「ありがとう」コーヒーが運ばれる「ありがとう」サンドイッチが出来た「ありがとう」その都度、彼女は素敵な笑顔を向けてくれた。ニコ


 ところが、私の隣のパーティ(年配の女性二人)が帰る時、(常連さんなのか、とにかくご近所さんなのでしょうね)「お会計」という客に対して彼女は入口近くのレジで「こちらでお願いします」と非常に感じ悪く対応。べーっだ!結局はテーブルまで会計のために来るのだが、感じ悪~。

 客が帰ると店長がカウンターに移動して、新人の彼女に色々注意をする。アボガドのラップの掛け方とか、細かいこと。彼女は「はい」と言いつつ、むーちょっと不満の音が混じる。


 次に私のところにコーヒーのお代わりを勧めに来てくれた。「半分だけ下さい」注いでくれる「ありがとう」やっぱり素敵な笑顔。ニコニコ


 なんかとっても気に入ってしまった。あれだけ素敵な笑顔が出来る子が、あれだけ感じ悪くもなれる。つまり彼女のやっていることはすべて意識的なんですね。無意識に感じ悪くしているわけではないと思う。何か理由がある。だから好き。


URL http://members3.jcom.home.ne.jp/groupsting/