目標設定どうするの? | ソーシャルメディアが社会を変える!

目標設定どうするの?

こんばんわ 斎藤です。

今日は、寒かったね~。気温が低いだけではなくて、東京は風の強さが身にしみる1日でした。


さて、今日のテーマは、ソーシャルメディアの目標の考え方について。

ソーシャルメディアを運営していく上で、目標の設定ってされますよね?
まだ目標設定してないなんて、言わないでくださいよ。

その際に、目的や業態によって、どのステップを目標として設定するのかは様々だと思います。メディアで見た事例の目標がフォロワー1万人だったからといって、自社の目標をすぐに1万人にしてはいけませんよ。
しっかりと目的とターゲットを見定めてくださいね。

1.ファン数、フォロワー数

 一概に、目標を1万人にしてはいけませんが、かと言って、フォロワー数の目標を設定しなくていいという訳ではありません。広く一般消費者をターゲットにしているメーカーであれば、1万人必要かもしれませんが、ローカルサービスをしている飲食店であれば、そんなにフォロワーさんを集める必要はないでしょう。フォロワーをある程度集めたら、できるだけきめ細かいフォローを気にかけた方がいいですよね。

 何の為のフォロワーなのかを考慮した上で、目的へのファーストステップとして、フォロワー数、ファン数を目標数値は置くべきでしょうね。

2.コンタクト数

 リアルなコンタクト数を目標とするのが次のステップとなるでしょう。

 フォロワーやファンといっても、あくまでもウェブ上でのコンタクトで、しかも1対Nの関係性を抜け出せません。それだけでは、まだ関係性が希薄でフォロワーさんの企業に対する経験値(=印象に残るために経験値を高める必要がある)も低いままだと思います。

 特に、twitterなどのフォロワーさんは、ウェブへと誘導して資料請求をさせたり、ファンページへと誘導して、より濃いコミュニケーションを取ったり、1対1でのコミュニケーションをとり、コンタクト体験をさせることを目標とするのが良いでしょう。

3.紹介数

 コンタクト数が増えて、関係性が濃くなってくると、RTやシェアなどで自社のサービスやツイートなどを紹介してくれるようになってきます。そして、ウェブだけでなく、リアルな友達関係の中で、紹介をしてくれるようになってきます。そこまで来ると、企業に対するロイヤりティが少しずつ目覚めてきます。

 そうすると、口コミも起こりやすくなってきますので、ここを目標にするというのがソーシャルメディアの醍醐味でしょう。ウェブの中からリアルへと目標もシフトしていきますので、計測が難しくなってきますが、ここを数値目標に出来るような仕掛け・企画を立てていくことが重要です。

4.売上

 最終的に利益を追求する企業にとっては、売上目標を達成させなければいけません。当然、ソーシャルメディアを運営していく上で、何かしらのコストが発生している以上は売上目標を立てるべきだと思います。ソーシャルメディアが直接、関与した目標を作るのも難しいとは思いますが、今後、追いかけていくべきポイントですよね。

 まだまだ、アメリカでもソーシャルメディアのROIというのは、定まった基準がなく、ソーシャルメディアコンサルタントの中でも、重要課題の一つとなっています。今年中には、何かしらの基準が見えてくるとは思いますが、まずは自社の中で、上記のステップに合わせた目標設定をしてみましょう!