ソーシャルマーケティングにおけるプライバシー問題 | ソーシャルメディアが社会を変える!

ソーシャルマーケティングにおけるプライバシー問題

こんばんわ 斎藤です。

ず~~~っと、Facebookと関連した事業の事ばかりを考え、事例を探し、仕事をしていると一般的な感覚がわからなくなってしまう。それぞれが本業を持ち、それに関連することを一日中考えてるんだよね。当たり前だけど。

Facebookのコンサルタントを始めて2カ月くらいだけど、その間に蓄えられた知識というのは、ネット事業者の先端をいっている人からしても、相当価値の高いものだと認識した。この仕事の価値の高さを感じた一日でした。

更に、学びと共有の深度を深めていこうと思いました。

さて、先週、自社主催のセミナー、勉強会の講師と立て続けに講演を2本勤めてきました。
2本で合計60名近くの方に、Facebookについて語らせていただきました。当然、人によって利用具合は違いますが、共通していた点が一つ。

「プライバシー」の問題

Facebookをよく知っている人は、情報をどんどんFacebookが収集していくことによって、知らず知らずのうちにマーケティングされているのではないか、という不安。

まだ、あまり利用していない人にとっては、登録した情報や投稿した内容が気づかないうちに、知らない人に公開されてしまっているという驚き。
(これは、Facebookの「プライバシー設定」を知らなかったという事なんですけどね)

ただ、日本人は情報(プライバシー)漏洩という点に対して、センシティブになりすぎのような気がします。
特に、企業ですよね。

まずは、漏洩といっても、情報の中身によって問題の度合いはかなり違うのかと思います。
一番、漏洩してまずいのは、病歴なんですよね。これによって、仕事が制限されたり、変なビジネスのターゲットにされる危険性が非常に高くなります。
その次にクレジットカード、そして、その次に住所やメールアドレスなどでしょうか。

ただ、実際にメールアドレスが漏洩することによる被害というのは、DMが沢山送られてくる、スパムメールが増えるといったことですよね。まぁ、生死にはかかわらないでしょう。漏洩してしまった企業は、お詫びに商品券1000円くらい配布するのが一般的になっているのでしょうか。

確かに、絶対にケアしないといけない問題であるし、ないがしろにしろ、とは言いませんが、過敏になりすぎて、ソーシャルマーケティングに手を出さないというのは問題ですよね。

ソーシャルメディアマーケティングを展開する場合には、実施するリスクと実施しないリスクと天秤にかけて考えてもらいたいものです。どうも、日本企業は実施するリスクばかり考える傾向があるようです。