企業が自社ソーシャルメディアを持つ理由 | ソーシャルメディアが社会を変える!

企業が自社ソーシャルメディアを持つ理由

こんにちわ 斎藤です。

めっきり寒くなってきましたね。自分は自宅で仕事をしているんだけど、リビングが南向きで仕事部屋が北向きなんですよ。リビングにいると日中は結構暖かいけど、仕事部屋はとっても寒い。。。。
今週は、部屋にいるときは暖房いれっぱなしでした。あ~~~、これから寒い季節がやってきますが、皆さん、風邪などひかないようにしてくださいね。

さて、先日、面白いブログ記事を読んだので、今日はそれに関連して、企業がソーシャルメディアを持った方が理由について、ちょっと面白い視点で書いてみたいと思います。

まず、そのブログ記事ですが、

  「企業が「人の顔」を持つべき心理学的理由」


お時間のある人はちょっと読んでみてください。ただ、心理学的なテーマなので、慣れてないとちょっと頭を使いますので、覚悟して。


さてさて、このブログの著者は、所有しているGPSが性能が悪く道を教えてくれないわ、信号を見失うわで、全然役に立たないんだけど、なかなか捨てられいどころか愛着まで持っているようです。
そこには、GPSが行為主体となって、自ら情報を提供している状態であり、そこに何となく「人」らしさを感じてしまうようです。

例えば、皆さんも身の回りのもので擬人化しているものってありませんか?

 「携帯ちゃんが鳴ってる」
 「最近、うちの車機嫌わるいんだよなー」

アホかと思うかもしれませんが、機械には感情や意図を持ちやすいようで、それが愛着へと変わります。



一方、企業にそのような感情って感じますでしょうか?

 「○○社が落ち込んでいる」とか
 「△△社がよろこんでる~」とか

愛着がわかないものには、失敗に対しての許容範囲が一気に下がるようです。
すると商品やサービスのミスに対して、すぐに怒り爆発となるわけですね。

企業にソーシャルメディア運営の話しをすると、「炎上がこわい」というクライアントがよくいらっしゃいます。
炎上の定義もわからないまま、誹謗中傷された時に事を恐れています。基本的に、炎上事件の大半が企業が不誠実な対応をした場合、ミスに対して謝ることをしなかった場合に起こることがほとんどです。

誰にでも失敗はありますから、その時にしっかりと謝罪をしていけば、そうそう炎上は起こりません。

更に、企業の感情を感じることができれば、謝罪も許容されやすくなると思います。それを可能にするのがソーシャルメディアです。企業の中の人が、何かしらポストをすることで愛着を持ってもらえれば、ミスが起きても、「まぁ、○○社で働いている人も同じ人間だから、間違えることもあるよな。次から頑張れよ!」となるわけです。


炎上してバッシングされるのを怖れて何もやらないリスク
炎上する可能性があったとしても積極的にやるリスク

これは、ソーシャルメディアが発達したからこそ、考えること。

どちらのリスクを取るかは、わかりますよね。