山域・山名 飯縄山    
登山スタイル・目的 体力維持・PH    
期間 5月12日2024年    
CL・参加者 L小野、同僚
コースタイム記録 一の鳥居駐車場(0655)登山口(0707) 山頂(0915_40) 登山口(1100)  駐車場(1120)
伝達事項(任意) 日帰り温泉・むれ温泉天狗の館(600円JAF割で500円) 空いていてゆったり入れた
気付き・ヒヤリハット(任意)  
[詳細報告・所感等]      
6月から会社のクラブ活動の山行が始まるので、同僚と体力維持の登山。
     
浅草岳と思いましたが、残雪多く同僚の装備と力量を考えて雪のない長野の低山にしました。      
5時30分に津南町を出発し下道でコンビニ寄りながら登山口へ向かいました。ナビ通り走ったら牟礼を通るルート。      
6時40分に駐車場着車は10台位、真っ赤なマクラーレンが泊まっていました。どんな登山客なんだろうか?      
登山道の階段が真新しく補修されてました、また十三佛の説明書が新調されてましたので無視できない気持ちになり      
年配の方々が一つ一つ拝んでいるのを真似てみました。      
曇り空、午後に小雨になるかどうかと覚悟して登りました、山頂は冷たい西風が強く、低い笹を風よけに休憩。      
見晴らしは上々、頚城の山々、北アルプス、槍ヶ岳、八ヶ岳、富士山、越後駒ケ岳が見えました。      
花の時期にはちょっと早いようでした。若い人たちがどんどん登ってきて山頂は10名位、下山中も10組位登ってきました。      
下山したときマクラーレンは有りませんでした、。駐車場が一杯の天狗の湯から頚城の山を眺め汗を流しました。    
飯縄神社
十三佛
八ヶ岳と富士山

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山域・山名 金糞岳(1,317m、関西百名山)、冠山(1,257m、揖斐川源流の山)  
登山スタイル・目的 三重・岐阜の山旅、体力維持、ピークハント  
期間 2024.5.18  
CL・参加者 小林、柴本
コースタイム記録 小朝口P6:03~小朝ノ頭:13~金糞岳7:10~白倉岳8:06~金糞岳8:58
  ~P9:58 →冠山峠11:35、発:40~冠山12:15~冠山峠15:08  
  →冠温泉→道の駅“めぐみ白山”泊  
気付き・ヒヤリハット(任意) 低山でも結構な登山者
 
[詳細報告・所感等]    
≪金糞岳≫
 誰もいないと思ったが、バードウォッチャーから登山者、さらにはアマチュア無線家まで多くの人
と行き交った。ブナ林を過ぎると左手に少し霞むが琵琶湖が見えてくる。対岸は武奈ヶ岳か。山頂は
根曲り竹の原。白倉岳まで足を延ばすと、白山や遠く北アルプスが望めた。標高は低いが山波がつづ    
き西美濃の山の深さを感じる。南に見える山肌が削られた山は伊吹山かと思うが同定できず。
 
≪冠山≫
 福井県側の林道は通行できそうなので徳山ダムを遡る。冠山トンネルを抜けるとすぐ右折。路面は土砂除却がされたばかりのよう。冠峠はゲートが締まり、5台程が駐車。岐阜県側には自転車と何故か車も1台。峠の周辺は根曲り竹でタケノコ採りも多く、登山道にもバイクが乗り入れられていた。
揖斐川源流の石碑から登り始める。山頂までハイキングと思っていたが、小さなアップダウンと距離もあって時間がかかった。山頂直下は表土が流失して岩盤が露わ。スラブから流水溝と固定ロープに    導かれる。山頂で気持ちのいい風に当たる。白山がだいぶ近づいた。冠山峠を反対方向に向かう金草    岳もいい姿だった。    
 
烏帽子のような冠山。岐阜県側断崖      

山頂直下の登り

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山域・山名:北アルプス針ノ木雪渓から針ノ木岳他
登山スタイル・目的:大沢小屋定着・雪上訓練、ピークハント
期間:2024年5月3~5日
CL・参加者:戸谷・松澤、木村、柴本、古畠、小野、島田、山田、小林、西之園(記録)
 
行動記録①
5月3日(憲法記念日)
 7:00扇沢駅集合、荷分け 7:30同発 9:00大沢小屋着。テント設営。
     10:00雪上訓練出発 14:00訓練終了 14:30帰幕
 
 連休後半初日の扇沢駅。案の定、無料駐車場は前夜から満車に近い状態に。朝到着した4台の内、無料に停められたのは1台だけ。残りは有料駐車場になったが、後で日帰り組に車を移してもらえた。団装を分けて出発。針ノ木方面の登山口には補導所があり、挨拶する。賑やかでいいですね、と言われる。単独や2人連れが多い中、我々メンバーは10名。私自身こんな大人数の山は久しぶりで嬉しい。
 土砂で汚れた針ノ木雪渓に入り、沢沿い左側を行く。最終堰堤のすぐ上で辛うじて繋がっている雪渓を渡り、大沢小屋に着く。テントは我々の他に2張りだけ。そのうちの1つは大町山の会だった。我々はエスパース2張り。設営後、雪のテーブルも作った。
 雪上訓練は、大沢小屋から登って、赤石沢出合の少し手前にある斜面で行った。隣では大町山の会のメンバーも訓練していた。
 まずはアイゼンなしの歩行。基本中の基本。これを疎かにすると転んで事故の一因となるので、繰り返し練習。斜面に正対して行うキックステップだけでは疲れるので、サイドステップも。また、斜登高では、方向転換の際の捨て足は小幅に踏むことを確認。
アイゼン歩行も少々。基本姿勢はアイゼンなしと同じだが、足置きはフラットに。次は、滑落停止。様々な体勢からでも止まれる様、何度も繰り返す。コンティニュアス、スタンディングアックスビレイも一通りおさらい。ベテラン柴本会員のスタンディングアックスビレイは、ロープを上手に流すので身体や支点に衝撃がかからない。若手、中堅会員から賞賛の拍手。最後にスノーボラード体験。雪をキノコ状に切り出しロープをかける。ロープの食い込み防止と回収をしやすくするために、小枝を挟むのがミソ。3,4人で引っ張ってもびくともしない。
 テントに戻り装備を片付け、日帰りの3人、山田・小林・島田会員を見送ったら、朝作った雪のテーブルで乾杯。穏やかな春山だから出来るお楽しみ。今夜は生野菜とお肉たっぷりの鍋。準備してくれたが、都合で下山した山田会員に感謝。
 
 
 
 
 
 
 
行動記録②
5月4日(みどりの日)
3:00起床 5:20出発。針ノ木雪渓、マヤクボのコル経由 11:10針ノ木岳
     11:30同発 マヤクボ雪渓、針ノ木雪渓 14:45帰幕
 
 朝はそれなりに冷え込む。テントの端側で寝た人は寒かったようだ。朝食は雑炊とみそ汁、漬物。お茶も飲んで、エネルギーと水分をしっかりとる。しっかりとった後はしっかり出す。今回携帯トイレを各自持参した。落石の多い針ノ木雪渓において、この場所は比較的安全で、平ら。荒らさない様大切に使いたい。
 冷え込んで雪面も硬いので、最初からアイゼンを装着して歩く。赤石沢出合の少し先、反対側のスバリ岳側から大量の土砂が針ノ木雪渓に流れ込んでいる。量と勢いがあったせいか、本流に堆積している雪を押しのけて壁を作っている。自然の威力を見せつけられた。そこから上流は何事もなかったようなきれいな斜面が続く。マヤクボ沢との分岐で、柴本会員が足のタコが靴に当たって痛いので、ここで引き返すと言う。昨日見せてもらったが、よくこの足で歩けたね、とびっくりする程大きなタコだった。古畠会長と一緒にテント場までゆっくり下山した。残りの5人はマヤクボ沢をひたすら登る。じりじりと日差しが痛い。途中のハイマツ帯で休憩し、登るルートを協議し、マヤクボのコルを経由して針ノ木岳へ登ることにした。少しだけ遠回りだが、傾斜も緩く、稜線では夏道が使える。歩き出してすぐに熊らしき足跡発見。コルでアイゼンを外し、頂上へ向け歩く。振り返ると今度は雷鳥が砂浴びをしていた。動物たちにも春がやってきている。頂上直前で2m程の雪のトラバースがあった。出だしが凍っており、滑るとずっと下まで落ちてしまいそう。岩がもろく、ロープも張れない。本当に危険なのは2,3歩だけだが、背に腹は代えられない。仕舞ったばかりのアイゼンを再び出し、装着する。しかし、この判断は正しかった。その後一人滑落したと、マヤクボ沢を下っている途中でスキーヤー聞いた。幸い50m程で止まり、命に別状はなかった模様。
 雪の消えた針ノ木岳頂上に着く。360度の大展望を楽しむ。風もなく穏やかだ。再び下山ルートの協議。先ほどアイゼンを付けたトラバースがどうも怖い。針ノ木峠側へ下ることにするが、すぐに4,5m程の雪壁が出てきた。雪が緩んでいるのでステップはしっかりつくれ、万が一滑ってしまっても下で止まりそうだが、せっかくロープもハーネスもあるので、スノーバーで支点を作り、懸垂下降した。後は雪渓をザクザク下降する。最終堰堤で、朝は使えた冬道と大沢小屋を繋ぐ雪渓が落ちてしまっていた。仕方なく水の流れが浅い場所をずぶずぶと歩いてテント場へ戻った。明日から涸沢へ行くため、小野会員が下山した。
 本日も雪のテーブルで乾杯。こんなに天候に恵まれた春山合宿も珍しい。日が落ちて寒くなってきたので、テントに入り夕食。今夜はドライカレーにポテトサラダとスープ。ボリュームがあるが、みんなで何とか平らげる。
行動記録③
5月5日(こどもの日)
3:00起床 5:20出発。大沢登高 9:30登高終了 11:00帰幕。テント撤収。
     12:15大沢小屋発 13:20扇沢駅着
 
 本日も快晴。朝食は炊き込みご飯とみそ汁。最近のフリーズドライはとても優秀。野菜がシャキシャキしている。今日はテントを撤収して下山しなければならないので、大沢を10時頃まで登高する。足の痛い柴本会員はテントキーパー。早朝から川をざぶざぶと渡るのは嫌なので、少し上流へ登り、雪の切れていないポイントを探して対岸へ渡る。大沢はまだ日が射さず快適に歩ける。右俣へ入り、ノドを過ぎた約2400m付近で引き返すことに。そこでゆっくり休んでいると、県警のヘリがやってきて新越山荘辺りでホバリングしている。一旦鹿島槍ヶ岳辺りまで飛び去ってから再び戻ってきて、同じ場所でホバリング。よく見ると人が吊り上げられている。救助をしているようだ。吊り上げた後は真っすぐ大町方面へ飛んで行くのを見送って、我々も下山を始めた。大沢の二股出合からは傾斜も緩くなり、木村会員が尻セードをしたいと言う。持っている物を色々試して、何故か持っていた米袋が一番滑ることが分かり、楽しめたようだ。テント場の対岸まで戻り、今度は川の中を渡る。アイゼンを付けていると高下駄になり、おまけに歯の間を水が流れるので抵抗が減り、濡れにくい。テントキーパーの柴本会員がお湯を沸かして待っていてくれた。勧めてくれたあんこ玉が妙に美味しい。休憩している間にテントを乾かし、畳んで団装を分け、各自パッキング。快適に過ごさせてもらったテント場を後にする。いつもは最終堰堤で雪渓を渡れるが、割れているので、最後から3番目の堰堤でポイントを探して渡った。林道に出てからは、蕗の薹にコゴミ、道草をしながら扇沢まで下山した。
 
5月3日
雪上訓練
.コンティニュアス。手のロープの輪にピッケルのシャフトを通して、相手が滑ったら雪に差し込む!

スノーボラード。4人で引っ張ってもびくともしません。小枝を挟むのがミソ。食い込みにくい。
基本の歩行訓練 アイゼンを履かないで雪上を歩く ステップやカッティングの訓練
5月4日

.スバリ岳側から大量の土砂。その勢いで本流の雪を押しのけ、雪壁を作っている。
マヤクボ沢を登る。デブリもなく、きれいな斜面。スキーで滑りたい…。
快晴!針ノ木岳頂上。日差しが強く、フェースマスクが快適だが、何だか怪しい。撮影時外せば良かった。
5月5日
大沢を行く。まだ日が射さず、快適に歩ける。
右俣に入り、斜面が急になってき
22.大沢の帰り。半日の雪上散歩からルンルンで帰る

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