本日、2024年3月31日をもちまして、茨城大学人文社会科学部を定年退職いたしました。
筑波大学心理学系で1年10ヶ月、明海大学外国語学部で10年6ヶ月、茨城大学教育学部及び人文社会科学部で24年6ヶ月、計約37年間の大学教員生活でした。その間の皆様のご厚情に感謝申し上げます。
4月からは引き続き茨城大学人文社会科学部に特任教授として勤務致します。
大学への出校日数は減りますが、その他の学校でのグループワーク実践等を続けていくことになりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
10時間の授業で学校が変わる! 楽しく学ぶグループワーク 正保春彦(2024) 金子書房 190頁. 2600円(+税)
インプロ・ワークショップの効果に関する一考察 ─参加者の自己イメージの肯定的な変容─ 絹川友梨・正保春彦(2024). 桜美林大学研究紀要総合人間科学研究 第4号、pp29−41.
公認心理師要件科目受講生の進路決定までの心理的過程 正保春彦・山崎史絵 2022(令和4年)、茨城大学人文社会科学論集、第2号、93-105.
インプロ体験が教員に及ぼす影響 ―インプロ初心者教員の受け止め― 藤田まり子・正保春彦 2022(令和4年)、茨城大学教育実践研究,41,142-157.
インプロ 正保春彦 2022(令和4年) 『カウンセリング・テクニック1 学級づくりと授業に生かすカウンセリング(諸富祥彦編集代表)』第2章第2節8項(43頁-45頁) ぎょうせい 2022.1.20.
セクシュアルマイノリティのカミングアウトに関する研究 ー打ち明けられる側の揺らぎと心理的葛藤に着目してー 工藤由依・正保春彦 2021(令和3年)茨城大学大学院心理臨床研究 14,25-39.
発達障害の子を持つ親へのペアレント・トレーニング実践報告 守屋英子・大島聖美・小泉弘美・中井川香梨・藤田まり子・正保春彦・福田 哲 2021(令和3年)茨城大学大学院心理臨床研究 14,56-71.
新しいタイプの高校を経験した教員の変容 浅井敦子・正保春彦 2021(令和3年)茨城大学教育実践研究第40号, 239頁-254頁.
http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/40_2021/2021-239-254.pdf
心を育てるグループワーク 楽しく学べる72のワーク 正保春彦 2019(平成31年) 金子書房 250頁. 2600円(+税)
精神科ショート・ケアへのサイコドラマ導入の試み —インプロ・ゲームを活用して— 濱田つぐみ・正保春彦 2018(平成30年) 茨城大学心理臨床研究,第10・11号, 3頁ー10頁.
中学校におけるグループワークの実践 正保春彦 2018(平成30年) 茨城大学心理臨床研究,第10・11号, 11頁ー18頁.
知的障害児に対するドラマ活動の実践 ―― コミュニケーション能力と社会性の向上を目指して ―― 鳩山裕子・猪狩大樹・廣木 聡・正保春彦
2017(平成29年)茨城大学教育実践研究 第36号,345頁-352頁.
特別支援学校における人間関係形成を目的とした グループワークの実践 稲葉 愛・細川美由紀・正保春彦 2017(平成29年) 茨城大学教育実践研究 第36号,231頁-245頁.
http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/36_2017/2017-231-245.pdf
患者心理(初級レベル) 正保春彦 2017(平成29年)茨臨技会誌 Vol.48,No.1,3頁-10頁.
カウンセリングにおける時間意識の問題とエクステンド・アドバンス 正保春彦 2016(平成28年) 茨城大学心理臨床研究,第9号,3-10頁.
心を育てるグループワーク 正保春彦 2016(平成28年) 茨城大学教育実践研究 第35号,475頁-488頁.
http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/35_2016/2016_475_488.pdf
家庭裁判所親子合宿におけるグループワークとその意義 正保春彦 2016(平成28年) 茨城大学教育実践研究 第35号,459頁-474頁.
http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/35_2016/2016_459_474.pdf
特別支援学校におけるグループワークを用いた人間関係づくりに関する研究 細川美由紀、下位翔大、正保春彦 2016(平成28年) 茨城大学教育実践研究 第35号,219頁-232頁.
http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/35_2016/2016_219_232.pdf
ワークショップにおける開かれた心に関する一考察 正保春彦 2016(平成28)茨城大学教育学部紀要65(教育科学)、491頁-498頁.
グループアプローチ・エクササイズの下位分類に関する一考察 ―― 構成的グループ・エンカウンター、グループワーク・トレーニング、インプロを比較して ―― 正保春彦 2015(平成27年) 茨城大学教育実践研究 第34号,225頁-237頁.
http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/34_2015/2015_225_237.pdf
家庭裁判所親子合宿でのボランティア活動を通して 佐藤たまゆ、松原育子、正保春彦 2014(平成26年) 茨城大学心理臨床研究、第7号、1頁-6頁.
基本的コミュニケーション能力測定尺度iksy作成の試み 正保春彦・葉山大地 2014(平成26)茨城大学教育学部紀要(教育科学)第63号、527頁-536頁.
高校生の登校回避感情からの回復の過程―― 複線径路等至性モデルによる分析 ―― 伊籐寿美・正保春彦 2014(平成26年) 茨城大学教育実践研究 第33号,201頁-215頁.
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/12038/1/201400159.pdf
茨城大学心理教育相談室の歴史 正保春彦、 2013(平成25) 茨城大学心理臨床研究 第6号、 57頁-64頁.
あいづちからみた自己一致に関する一考察 — 初心者カウンセラーとベテランカウンセラーの比較から — 鈴木大輝・正保春彦 2012(平成24) 茨城大学教育実践研究 第31号、293-305頁.
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/3396/1/201200139.pdf
グループワークの心理的効果についての一考察 — 構成的グループ・エンカウンターとインプロヴィゼーションの比較から — 正保春彦 2012(平成24) 茨城大学教育実践研究 第31号、279頁-291頁.
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/3395/1/201200138.pdf
いじめ問題と「こころでっかち」 正保春彦、 2012(平成24) 心理臨床研究 第5号、1頁.
心理臨床教育における二つの不作為と「今、ここ」について 正保春彦、2011(平成23) 茨城大学心理臨床研究 第4号、 8頁-12頁.
励ましの言葉の受け取り方に関する一考察 : 発話群・発話期待群の比較から 中野友貴・正保春彦 2011(平成23) 茨城大学教育実践研究、第30号、13~25頁.
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/2698/1/20110112.pdf
学級経営に生かすグループエンカウンター DVDで見る教育相談の実際 中野明徳編 東洋館出版社. 2009.
児童自立支援施設におけるグループワークの試み 2008(平成20)正保春彦、後藤麻紀 茨城大学教育学部紀要(教育科学) 第57号 235頁-246頁.
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/666/1/20080136.pdf
中学生の学習集団における「学びあい」のあり方に関する一考察 堀江玲子・正保春彦、2008(平成20) 茨城大学教育実践研究、第27号、33頁-47頁.
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/706/1/20080167.pdf
開発的・予防的カウンセリング 新しい実践を創造する学校カウンセリング入門 国立大学教育実践研究関連センター協議会 教育臨床部会編、62-67頁, 東洋館出版社、2007
異学年交流における変形GWT法による実践例 2007(平成19)正保春彦 茨城大学教育学部紀要(教育科学) 第56号 471頁-481頁.
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/66/1/A2007p1C-34++.pdf
構成的グループ・エンカウンターにおけるシェアリングの効果(2) 2006(平成18)正保春彦、中嶋健治 茨城大学教育学部紀要(教育科学) 第55号 1頁-7頁.
学校教育とこころの問題 子ども・親・教員の苦悩と教育相談 2006. 看護学全書 教育学 173頁-214頁 メヂカルフレンド社
開発的・予防的カウンセリング(グループアプローチ) 正保春彦 教師教育用学習素材コンテンツ 教師の力量アップをめざして 2005 独立行政法人メディア教育開発センター
児童の自尊感情を高めるためのサイコエデュケーションの試み --保護者へのプログラム-- 黒澤千江、正保春彦 2005(平成17).10 茨城大学教育実践研究 第43号、31頁-46頁.
構成的グループ・エンカウンターにおけるシェアリングの効果 2005(平成17)正保春彦、中嶋健治 茨城大学教育学部紀要(教育科学) 第54号、347頁-360頁.
中学校におけるグループワークの実施 -SGEとGWTを併せて実施して- 正保春彦 2004(平成16) 茨城大学教育学部紀要(教育科学) 第53号、389頁-398頁.
中学校における構成的グループ・エンカウンターによる共感性育成の研究 正保春彦、湯原深雪 2004(平成16) 茨城大学教育実践研究 第23号、1頁-11頁.
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/12497/1/CSI2012_2011.pdf
小学校における構成的グループエンカウンターによる自尊感情育成の研究 2003(平成15) 星野治子、正保春彦 茨城大学教育実践研究 第22号、63頁-77頁.
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/12076/1/CSI2012_1990.pdf
大学と地域の連携による心理教育相談の展開 2003(平成15) 中野明徳、小野昌彦、木谷秀勝、飯島 勇、正保春彦 茨城大学教育実践研究 第22号、1頁-17頁
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/12058/1/CSI2012_1986.pdf
矢田部-ギルフォード性格検査からみたワルテッグ描画テストの反応内容に関する基礎的研究 正保春彦 2000(平成12) 臨床描画研究 第14巻、167頁-182頁.
UPI呼び出し面接実施の試み(1) 1998(平成10) 正保春彦、木ノ瀬朋子、安齋順子 明海大学教養論集 第10巻、81頁-87頁.
大検入学者のUPI 1999(平成11) 正保春彦、安齋順子、木ノ瀬朋子明海大学教養論集 第11巻、51頁-56頁.
エンカウンターCD-ROM 3分で見るエクササイズ20例 1999. 國分康孝監修 図書文化社
TST(20答法)による自己観の把握 -反応分類手続きの作成と自己評価との関連による妥当性の検討- 田辺肇、正保春彦 1997(平成9) 教育相談研究 第35巻、57頁-66頁.
ワルテッグ描画テストの反応内容の特徴に関する研究 1997(平成9) 正保春彦、ロテム・コーナー 明海大学教養論集 第9巻、49頁-61頁.
新著『10時間の授業で学校が変わる! 楽しく学ぶグループワーク』のチラシです。
年間10時間だけの授業をすることで学校が変わる、というのがウリです。
そんなことあるわけない、と思われるかもしれませんがあります。
全ては実践に基づいた内容です。
グループワークによる体験により、個人内・外で化学反応(ケミストリー)が起きることがポイントです。
10時間とは学校の年間総授業時間約1000時間の1/100ですが、学校に大きな変化を起こすには十分な時間です。
今月末で茨城大学を定年退職します。
退職にあたり、下記の要領で最終講義をします。
期日:3月16日(土) 15時〜17時
会場:茨城大学教育学部D101教室
題目:偶然と創造 〜“個人的体験”から〜
18時から生協で祝賀パーティをします。
スゴロクトーキングのニューバージョンです。
大変長らくおまたせしました。
4月発売の新著『10時間の授業で学校が変わる!』に掲載されています。
従来のスゴロクトーキングは多くの方に活用されてきましたが、一部問題がありました。
詳しくは2023年11月5日付け本ブログに書きましたが、大きく分けて以下の2点あります。
1.「ゴール」があることで参加者が無意識のうちに先を急いでしまう。
2.セクシュアル・マイノリティの方が答えにくい話題が一部にあった。
新スゴロクトーキングは、これらの点に配慮し、ホームからスタートしてホームに帰ってくるという形式にし、話題の内容も一部変更を加えました。
本ブログでは『10時間の授業で学校が変わる!』出版に先駆けて新・スゴロクトーキングを公開します。
これに伴い、旧スゴロクトーキングは本ブログより削除します。
現在旧スゴロクトーキングをお使いの方は速やかに「新・スゴロクトーキング」に移行してくださるようお願いします。
※クレジット入れてあります。
バージョンアップに伴うその他の改善点としては、ホーム(旧バージョンではスタート)と最初のネコ(旧バージョンではカエル)の間5マスだったのが6マスにしてあります。
5マスだとはじめにスタートでサイコロの目が6出てしまうと、いきなりネコ(カエル)になってしまい、そうするといきなり5マス分の話題を全部読む必要ができてしまいます。
そうならないようにホームとネコの間を6マスにして、たとえ6の目が出てもネコ(カエル)には到達しないようにしてあります。
ちなみに6マス目の話題の「今夜9時に何してる」はゼミの学生たちと話し合って決めました。
ゼミでは「今夜10時になにしてる」にすればトレンディドラマの題名みたいですてき〜♡、と盛り上がったのですが、一部の小学生などは10時では寝てしまっているんじゃないか、ということで9時に落ち着きました。
いろいろなことに気を遣って成り立っています。
カエルがネコになっているのにはあまり意味はありません😁
『10時間の授業で学校が変わる! 楽しく学べるグループワーク』に収録されています。
【スゴロクトーキングに関する一般的説明】
ねらい:小グループでスゴロクをしながら会話を楽しむことを通して、相互理解を深めます。
準備:スゴロクシート、サイコロ
グループ:5人一組程度(4人だと人数が少なくて少し物足りなく、6人だと順番が回ってくるのに時間がかかって間延びするので5人がベストです。4人か6人だったら、4人の方がいいかなというのが個人の感想です)。
スゴロクシートを配る。
〈教示例〉
これからみなさんでスゴロクをしてもらいます。サイコロを振って止まったマスに書いてある話題を話してください。カエルのマスに止まったら通りすぎた好きなマスの話題を選んで話してください。他の人の話に対するツッコミは「あり」です。みんなでどんどんツッコミあいながら会話を楽しんでください。
それではみなさんキーホルダーや消しゴムなど自分の駒になるものを探してください。最初に話す人を決めたら、その人から順に時計回りに話してください。
※最初に話す人を決めるのに以下の方法を参考にすることもできます。
1.一番○○な人から:遠くから来た、朝早く起きた、誕生日が近い… (初対面向け)
2.一番○○そうな人から:涼しそうな服装の、髪の長い、体育会系の…(面識有向け)
サイコロは「教示」が終わってから配った方がいいでしょう。始めにサイコロを配ってしまうと、「教示」を聞かずに始めてしまうことがよくあります。
実施中は適宜巡視します。
ゴール(新バージョンではネコ)もカエルのマスです。ゴールしたメンバーが出た場合、自分の番が来る度にスゴロクシート全体から好きなマスの話題を選んで話すよう指示する。
全員がゴールするか制限時間(通常30分程度)が来たら終了とする。事前に「あと○分で終了です」「それでは次の人が話したら終了とします」等のアナウンスをするとよい。
〈シェアリング例〉
「今、みんなでスゴロクをしながら○○分間話をしました。今まで余り知らなかった人ともいろいろな話ができのではないでしょうか。それでは皆さん、その場で楽な姿勢をとって軽く目を閉じてください。今、グループのメンバーと話をしながらどんなことを感じていたでしょうか。話をしながら自分が感じていたことを振り返ってください。時間は30秒ほどです。(30秒待つ)。目を開けてください。それでは、次に話す番だった人から、今目を閉じている間に考えたことを考えたことをグループの人に話してください。」
グループ・集団形成の初期に行うと効果的です。お互いの面識度を高めるのに役立ちます。
SGEのさまざまな要素が凝縮されているエクササイズでもあるります。
このエクササイズがうまく実施できないグループの場合、かかわり方を基本的に考える必要があると言えます。
もっと楽しい、あるいは構成度が緩い、表現的な活動を検討する必要があります。
スゴロクトーキングについての解説についてはこちら
※サイコロトーキングとの違い
スゴロクトーキングとサイコロトーキングはよく混同されています。
スゴロクのシートとサイコロを使ってお話をしていくのがスゴロクトーキングです。
サイコロトーキングの場合はいわゆるスゴロクのシートではなく、各話題についてのシートとサイコロを使ってお話をしていきます。
サイコロトーキングについてはこちら
https://ameblo.jp/group-work/entry-12451944680.html?frm=theme
新著『10時間の授業で学校が変わる!』が3月に金子書房より発行予定です。
前著『心を育てるグループワーク』(2019)出版より早5年となりました。その間、同書は大勢の方に広く活用いただいてきました。
今回の新著は、基本的に『心を育てるグループワーク』に基づきながら、学校現場で1年間に10時間のグループワーク授業を提案するものです。
4月から始まって時期に応じた毎月1回数件のワークを提案しています。
授業は、学活や総合的学習、道徳の授業を活用することを前提としていますが、そのようにまとまった時間がとれない場合でも、朝の会、帰りの会などを利用して、少しずつの実践ができるよう「モジュール方式」を取り入れているところが特徴です。
現在、校正作業をすすめているとこです。発売まで少々お待ち下さい。