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茨城大学人文社会科学部正保研究室

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新著『10時間の授業で学校が変わる! 楽しく学ぶグループワーク』の予約を受付中です。

前著『心を育てるグループワーク』の内容を見直し、4月〜7月、9月〜2月の毎月1回計10回のグループワーク授業(計32のワーク)を提案するものです。その他、4件のオプションワークもあります。

不登校や転・退学の減少など学校に大きな変化をもたらすことが確認されています。

中学・高校を主な対象としていますが、小学校高学年でも実施できます。

新学期が迫っていますので発売に先んじてご案内します。

金子書房から定価2860円(税込)です。

 

今月末で茨城大学を定年退職します。

退職にあたり、下記の要領で最終講義をします。

 

期日:3月16日(土) 15時〜17時

会場:茨城大学教育学部D101教室

題目:偶然と創造 〜“個人的体験”から〜

 

18時から生協で祝賀パーティをします。

2024年3月3日に茨城いのちの電話の公開講座「人とつながるワーク」(第2回)を開催します。

会場は牛久市の三日月橋生涯学習センター(牛久市刈谷町5丁目104番地)です。

みんなでかかわるワークを約1時間半行います。

2月11日に第1回を開催しましたが、基本的には同じワークになります。

楽しくみんなとかかわることができる時間になります。

その他の時間は茨城いのちの電話からのアナウンスです。

 

誤字訂正しました。(2024年3月3日)

スゴロクトーキングのニューバージョンです。

大変長らくおまたせしました。

4月発売の新著『10時間の授業で学校が変わる!』に掲載されています。

 

従来のスゴロクトーキングは多くの方に活用されてきましたが、一部問題がありました。

詳しくは2023年11月5日付け本ブログに書きましたが、大きく分けて以下の2点あります。

1.「ゴール」があることで参加者が無意識のうちに先を急いでしまう。

2.セクシュアル・マイノリティの方が答えにくい話題が一部にあった。

新スゴロクトーキングは、これらの点に配慮し、ホームからスタートしてホームに帰ってくるという形式にし、話題の内容も一部変更を加えました。

 

本ブログでは『10時間の授業で学校が変わる!』出版に先駆けて新・スゴロクトーキングを公開します。

これに伴い、旧スゴロクトーキングは本ブログより削除します。

現在旧スゴロクトーキングをお使いの方は速やかに「新・スゴロクトーキング」に移行してくださるようお願いします。

 

※クレジット入れてあります。

 

バージョンアップに伴うその他の改善点としては、ホーム(旧バージョンではスタート)と最初のネコ(旧バージョンではカエル)の間5マスだったのが6マスにしてあります。

5マスだとはじめにスタートでサイコロの目が6出てしまうと、いきなりネコ(カエル)になってしまい、そうするといきなり5マス分の話題を全部読む必要ができてしまいます。

そうならないようにホームとネコの間を6マスにして、たとえ6の目が出てもネコ(カエル)には到達しないようにしてあります。

ちなみに6マス目の話題の「今夜9時に何してる」はゼミの学生たちと話し合って決めました。

ゼミでは「今夜10時になにしてる」にすればトレンディドラマの題名みたいですてき〜♡、と盛り上がったのですが、一部の小学生などは10時では寝てしまっているんじゃないか、ということで9時に落ち着きました。

いろいろなことに気を遣って成り立っています。

 

カエルがネコになっているのにはあまり意味はありません😁

 

『10時間の授業で学校が変わる! 楽しく学べるグループワーク』に収録されています。

https://www.amazon.co.jp/10時間の授業で学校が変わる-楽しく学べるグループワーク-正保春彦/dp/4760828559/ref=zg_bs_g_500358_d_sccl_18/355-3528487-7619622?psc=1

【スゴロクトーキングに関する一般的説明】

 

ねらい:小グループでスゴロクをしながら会話を楽しむことを通して、相互理解を深めます。

準備:スゴロクシート、サイコロ

グループ:5人一組程度(4人だと人数が少なくて少し物足りなく、6人だと順番が回ってくるのに時間がかかって間延びするので5人がベストです。4人か6人だったら、4人の方がいいかなというのが個人の感想です)。

 

スゴロクシートを配る。

〈教示例〉

 これからみなさんでスゴロクをしてもらいます。サイコロを振って止まったマスに書いてある話題を話してください。カエルのマスに止まったら通りすぎた好きなマスの話題を選んで話してください。他の人の話に対するツッコミは「あり」です。みんなでどんどんツッコミあいながら会話を楽しんでください。

 それではみなさんキーホルダーや消しゴムなど自分の駒になるものを探してください。最初に話す人を決めたら、その人から順に時計回りに話してください。

 

※最初に話す人を決めるのに以下の方法を参考にすることもできます。

1.一番○○な人から:遠くから来た、朝早く起きた、誕生日が近い… (初対面向け)

2.一番○○そうな人から:涼しそうな服装の、髪の長い、体育会系の…(面識有向け)

 

 サイコロは「教示」が終わってから配った方がいいでしょう。始めにサイコロを配ってしまうと、「教示」を聞かずに始めてしまうことがよくあります。

 

 実施中は適宜巡視します。

 

 ゴール(新バージョンではネコ)もカエルのマスです。ゴールしたメンバーが出た場合、自分の番が来る度にスゴロクシート全体から好きなマスの話題を選んで話すよう指示する。

 

 全員がゴールするか制限時間(通常30分程度)が来たら終了とする。事前に「あと○分で終了です」「それでは次の人が話したら終了とします」等のアナウンスをするとよい。

 

〈シェアリング例〉

「今、みんなでスゴロクをしながら○○分間話をしました。今まで余り知らなかった人ともいろいろな話ができのではないでしょうか。それでは皆さん、その場で楽な姿勢をとって軽く目を閉じてください。今、グループのメンバーと話をしながらどんなことを感じていたでしょうか。話をしながら自分が感じていたことを振り返ってください。時間は30秒ほどです。(30秒待つ)。目を開けてください。それでは、次に話す番だった人から、今目を閉じている間に考えたことを考えたことをグループの人に話してください。」

 

グループ・集団形成の初期に行うと効果的です。お互いの面識度を高めるのに役立ちます。

SGEのさまざまな要素が凝縮されているエクササイズでもあるります。

このエクササイズがうまく実施できないグループの場合、かかわり方を基本的に考える必要があると言えます。

もっと楽しい、あるいは構成度が緩い、表現的な活動を検討する必要があります。

 

スゴロクトーキングについての解説についてはこちら

 

 

 

※サイコロトーキングとの違い

スゴロクトーキングとサイコロトーキングはよく混同されています。

スゴロクのシートとサイコロを使ってお話をしていくのがスゴロクトーキングです。

サイコロトーキングの場合はいわゆるスゴロクのシートではなく、各話題についてのシートとサイコロを使ってお話をしていきます。

 

サイコロトーキングについてはこちら

https://ameblo.jp/group-work/entry-12451944680.html?frm=theme

 

 

新著『10時間の授業で学校が変わる!』が3月に金子書房より発行予定です。

前著『心を育てるグループワーク』(2019)出版より早5年となりました。その間、同書は大勢の方に広く活用いただいてきました。

今回の新著は、基本的に『心を育てるグループワーク』に基づきながら、学校現場で1年間に10時間のグループワーク授業を提案するものです。

4月から始まって時期に応じた毎月1回数件のワークを提案しています。

授業は、学活や総合的学習、道徳の授業を活用することを前提としていますが、そのようにまとまった時間がとれない場合でも、朝の会、帰りの会などを利用して、少しずつの実践ができるよう「モジュール方式」を取り入れているところが特徴です。

現在、校正作業をすすめているとこです。発売まで少々お待ち下さい。

 

茨城新聞『茨城論壇』第5回「心の受け皿」づくりを、です。

学校でグループワークを実践する際、児童生徒の側にグループワークに対する心の準備状態がないとせっかくのワークが有効に活用されないことがあります。

「普通の授業」なら受けられる子どもたちがグループワーク授業を受けられない。

そんなときは、事前にグループワークに対する「心の受け皿」を作ることが必要です。

 

この日は白黒紙面でした。

 

立食パーティの幹事を仰せつかった家内からアクティビティの提案依頼を受けました。

そこで、いくつかのワークの一つとしてサイコロトーキングを提案しました。

サイコロトーキングはスゴロクトーキングとよく混同されますが、スゴロク形式になっていてサイコロを転がして実施するのがスゴロクトーキングで、単にサイコロを転がして出た目の話題を話すのがサイコロトーキングです。

今回は立食パーティということなのでスゴロクトーキングではなくサイコロトーキング形式とし、各テーブル毎に話題の異なる話題シートを置くこととしました。

テーマはスゴロクトーキングの各ラインをバラしたもので、日常生活(Daily Life)、一番の体験(No.1experience)、小さな秘密(minor secret)、非現実(Unrealistic)、希望(Hope)などです。

結果は上々で大変盛り上がったとのことでしたが、誤算だったのは話が長い人が多かったということで、説明書きに「一人の話は1分以内にしておいてください」と書いておけばよかった、とのことでした。

 

 

 

スゴロクトーキングを大幅に改訂しました。

従来のものは1990年頃に作成したものを少しずつ改定してver9.0までいったものです。

本サイトでもアップしてきましたし、拙著『心を育てるグループワーク』にも収めて、全国でご活用いただいています。

 

しかしながら時代の流れもあり、一部の項目が社会の実情にそわなくなったと感じるようになりました。

具体的には、特に「結婚は何歳頃がいい?」「結婚の条件」「子どもは何人がいい?」の3項目です。

近年、セクシュアル・マイノリティの方々の認知が進むようになり、これらの項目に「回答しづらい」という声が聞こえるようになりました。

スゴロクトーキングはスゴロクのマスという枠を設けることにより、逆のその枠の中では個人が自由になることを目指した活動です。その項目が原因で個人が不自由な思いをするのは、スゴロクトーキングの趣旨に反するものだと考え、これらの項目を削除することにしました。

 

また、「よく見るテレビ番組」という項目も、最近はyoutubeなどの普及により「テレビは見ない」という反応がよく聞かれるようになりました。このため、この項目は別の項目に差し替えることにしました。

 

項目内容とは別に、気になることもあります。

スゴロクトーキングは本来会話を楽しむことを通じて、他者理解と自己理解を促進することを目的としたものです。

しかしながら、実際の実施場面では一般のスゴロクゲームと同様に「早く上がる」ことを目的として、会話を楽しむことが蔑ろにされている場面も散見されます。

このような問題点を解決するために「スゴロクトーキング・プラス」を考案したのですが、弥縫策の域を出ることはなかったと感じています。

このような現象の一因として「ゴール」の存在があるのではないかと考えました。

「ゴール」という目的地が見えることで、無意識のうちに競争心が活性化され、それが「会話を楽しむこと」<「ゴールに達すること(勝つこと)」という心理が働いているのではないかということです。

 

上記の諸点に鑑み、新スゴロクトーキングでは、結婚等に関する項目を除くこととゴールをなくすることを軸として30年ぶりの大改訂を行いました。

 

昨日、高校でのグループワーク授業で初て使ってみましたが、まずまずの結果だったかと思いました。

現在、前著『心を育てるグループワーク』に続く、書籍の執筆を進めており、公式にはそちらでお披露目させていただく予定でおります。

それまではセクシュアル・マイノリティの方々はじめ参加者の心理に配慮しつつ、現行のスゴロクトーキングをお使いくださるようお願い申し上げます。

 

 

※(2023年11月5日追記)改訂スゴロクトーキングは上記の写真のバージョンからさらに変更を行いまして、金子書房より出版される次著に掲載されます。次著は現在校正中で、思いの他、時間がかかっています。なんとか年内には発行したいと考えています。申し訳ありません。

 

新スゴロクトーキングアップしました(2024年2月12日)。

 

 

 

本日(11月4日)付茨城新聞【茨城論壇】掲載の記事です。

文科省からの発表のあった不登校数の変化と「心の基礎体力」について書きました。不登校数は毎年2割ずつ増えていますが、グループワークをうまく活用すれば、半減も夢ではありません。グループワークに対する理解とその実践が広がることを期待しています。

 

※第1段目最終行「全国最悪」は紙面では「全国最多」に変更しました。大した違いはないのですが、語感を考えて最後に変更しました。