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茨城大学人文社会科学部正保研究室

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茨城新聞『茨城論壇』第5回「心の受け皿」づくりを、です。

学校でグループワークを実践する際、児童生徒の側にグループワークに対する心の準備状態がないとせっかくのワークが有効に活用されないことがあります。

「普通の授業」なら受けられる子どもたちがグループワーク授業を受けられない。

そんなときは、事前にグループワークに対する「心の受け皿」を作ることが必要です。

 

この日は白黒紙面でした。

 

立食パーティの幹事を仰せつかった家内からアクティビティの提案依頼を受けました。

そこで、いくつかのワークの一つとしてサイコロトーキングを提案しました。

サイコロトーキングはスゴロクトーキングとよく混同されますが、スゴロク形式になっていてサイコロを転がして実施するのがスゴロクトーキングで、単にサイコロを転がして出た目の話題を話すのがサイコロトーキングです。

今回は立食パーティということなのでスゴロクトーキングではなくサイコロトーキング形式とし、各テーブル毎に話題の異なる話題シートを置くこととしました。

テーマはスゴロクトーキングの各ラインをバラしたもので、日常生活(Daily Life)、一番の体験(No.1experience)、小さな秘密(minor secret)、非現実(Unrealistic)、希望(Hope)などです。

結果は上々で大変盛り上がったとのことでしたが、誤算だったのは話が長い人が多かったということで、説明書きに「一人の話は1分以内にしておいてください」と書いておけばよかった、とのことでした。

 

 

 

スゴロクトーキングを大幅に改訂しました。

従来のものは1990年頃に作成したものを少しずつ改定してver9.0までいったものです。

本サイトでもアップしてきましたし、拙著『心を育てるグループワーク』にも収めて、全国でご活用いただいています。

 

しかしながら時代の流れもあり、一部の項目が社会の実情にそわなくなったと感じるようになりました。

具体的には、特に「結婚は何歳頃がいい?」「結婚の条件」「子どもは何人がいい?」の3項目です。

近年、セクシュアル・マイノリティの方々の認知が進むようになり、これらの項目に「回答しづらい」という声が聞こえるようになりました。

スゴロクトーキングはスゴロクのマスという枠を設けることにより、逆のその枠の中では個人が自由になることを目指した活動です。その項目が原因で個人が不自由な思いをするのは、スゴロクトーキングの趣旨に反するものだと考え、これらの項目を削除することにしました。

 

また、「よく見るテレビ番組」という項目も、最近はyoutubeなどの普及により「テレビは見ない」という反応がよく聞かれるようになりました。このため、この項目は別の項目に差し替えることにしました。

 

項目内容とは別に、気になることもあります。

スゴロクトーキングは本来会話を楽しむことを通じて、他者理解と自己理解を促進することを目的としたものです。

しかしながら、実際の実施場面では一般のスゴロクゲームと同様に「早く上がる」ことを目的として、会話を楽しむことが蔑ろにされている場面も散見されます。

このような問題点を解決するために「スゴロクトーキング・プラス」を考案したのですが、弥縫策の域を出ることはなかったと感じています。

このような現象の一因として「ゴール」の存在があるのではないかと考えました。

「ゴール」という目的地が見えることで、無意識のうちに競争心が活性化され、それが「会話を楽しむこと」<「ゴールに達すること(勝つこと)」という心理が働いているのではないかということです。

 

上記の諸点に鑑み、新スゴロクトーキングでは、結婚等に関する項目を除くこととゴールをなくすることを軸として30年ぶりの大改訂を行いました。

 

昨日、高校でのグループワーク授業で初て使ってみましたが、まずまずの結果だったかと思いました。

現在、前著『心を育てるグループワーク』に続く、書籍の執筆を進めており、公式にはそちらでお披露目させていただく予定でおります。

それまではセクシュアル・マイノリティの方々はじめ参加者の心理に配慮しつつ、現行のスゴロクトーキングをお使いくださるようお願い申し上げます。

 

 

※(2023年11月5日追記)改訂スゴロクトーキングは上記の写真のバージョンからさらに変更を行いまして、金子書房より出版される次著に掲載されます。次著は現在校正中で、思いの他、時間がかかっています。なんとか年内には発行したいと考えています。申し訳ありません。

 

新スゴロクトーキングアップしました(2024年2月12日)。

 

 

 

本日(11月4日)付茨城新聞【茨城論壇】掲載の記事です。

文科省からの発表のあった不登校数の変化と「心の基礎体力」について書きました。不登校数は毎年2割ずつ増えていますが、グループワークをうまく活用すれば、半減も夢ではありません。グループワークに対する理解とその実践が広がることを期待しています。

 

※第1段目最終行「全国最悪」は紙面では「全国最多」に変更しました。大した違いはないのですが、語感を考えて最後に変更しました。

 

富山県立山町立雄山中学校さんが学級活動でスゴロクトーキングを実施されました。

写真で見るとスゴロクシートはラミネート加工(?)されているようで、大事にしていただいているようです。

 

 
私事ですが富山県は私の出身地で、先月は中学校の同窓会で帰郷した折、立山博物館を訪れさせていただきました。
明治時代に剣岳山頂で見つかったという錫杖の宝珠が所蔵されているのですが、そのレプリカが現在の住まい近くの国土地理院博物館に展示されているというご縁です。

 

知人が拙著『心を育てるグループワーク』が紹介されているサイトを教えてくれました。

千葉大学教育学部附属中学校の桑子研先生のホームページです。

人間コピー機を実践されたそうです。

お役に立てているようでなによりです。

 

 

こちらにも続編記事がありました。

 

 

知ってるよ!、それはちょうどいい!、プレゼントゲーム等を授業で活用していただいたようです。

ありがとうございます!

茨城県立神栖高校で4月から7月にかけて月1回行っていたグループワーク授業が、読売タウンニュースに紹介されていました。

紹介されていたことは知りませんでした。今日たまたま見つけました。

神栖までは片道1時間半かかり、行くだけでもなかなか大変でしたが、私のとっても学びの多い、非常に貴重な体験でした。

 

 

https://yomiuri-townnews.com/group-work-class/2023/07/24/

公開講座「心を育てるグループワーク」終了しました(8月17日、18日)。

近日出版予定の書籍より、学校の授業で8時間分のグループワーク、計33件(!)を2日間に渡って楽しんでいただきました。

間には計3時間の解説を行いました。

22名の参加者の皆さんはお疲れになられたことでしょう。

週末ゆっくりお休みください。

 

来週は絹川友梨さんとの公開講座「インプロゲームと表現」です。