2015年度鹿島灘高校第3回授業 聖徳太子ゲーム、人間コピー機 | 茨城大学人文社会科学部正保研究室

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今回のテーマは「参加と協力」でした。

1. 聖徳太子ゲーム
 4人1グループになります。3人が「言う」側、1人が「聞く」側になります。言う側の課題は3文字(3音節)の動物の名前。キツネ、タヌキ、カエル、イルカなどなど。
 カードを一枚引き、そこに書かれた動物の名前を「せ~の」で一斉に発声します。聞く側はそれを聞いて動物を当てます。一度ではなかなか当たらないので何度も繰り返します。声を段々大きくする必要があります。結果的に大きな声を何度も出すことになります。自分の“担当”の文字をきちんと発音することも大事です。

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2. 人間コピー機
 協力して課題を達成することを通して、協力することと責任を果たすことの重要性を体験する課題です。
 グループになり、絵を見て来て写す課題ですが、いくつかのルールがあります。
1.絵を見に行けるのは1グループから一度に1人だけ。
2.絵を見に行く人は手ぶらで行く。
3.絵は順番に見に行く。
 このルールを守っていれば、一人が何回でも見に行くことができます。一人では解決できない課題なので、みんなで協力することが必要になります。
 進行状況を見て時間を調整しましたが、結局12分~15分の範囲で実施しました。みんな集中力を切らさずよく頑張っていたと思います。

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【感想】
【A組】
・人間コピー機の絵で負けたのが悔しかった。
・皆と仲良くできた!
・四人の考えがまとまらなかった。タコスを見てそれぞれそうざいパン、サンドイッチ、クレープ、ピザと答えてしまうくらいバラバラだった。
・人間コピー機が難しかったけどまたやりたいと思いました。
・聞くの簡単だったけど見て覚えるのはむずかしかった。パッと見は簡単に見えるけど、書く時に考えてしまうから忘れてしまう。
・むずかしかった。テンパった。
・聖徳太子ゲームと人間コピー機の活動はみんなと協力してできたので良かったです。聖徳太子ゲームではしっかりきけた。人間コピー機では見て覚えるのが難しかった。けど、グループの皆と協力してできたので良かった!!
【B組】
・みんなで協力できて楽しかった。
・人と考えてコミュニケーションとることは大切だと思った。
・かんたんだった。
・聖徳太子ゲームは意外に聴こえにくかったです。消しゴムの絵のゲームも簡単かなと思いきや難しいゲームでした。
・もうやりたくない。
【C組】
・人間コピー機またやりたいです。      
・今日の道徳はおもしろくない。
・みんなと協力してできた。         
・またやりたい!!むずい。
・頭使いました。絵を書くのが難しかった。  
・たのしかった。頭つかった。笑った笑った。
・楽しかったです。絵を覚えて書くのが大変でした。
・聖徳太子の3つの言葉は同時には聞きとりにくくて面白かったです。人間コピー機では立体や影の描き方が難しかったです。
・みんなで協力すればたのしくできることがわかりました。