当店の名前「GROUNDWORK」は直訳すると「基礎・土台」を意味します。
「症状を基礎・土台から改善できるサロンでありたい」という想いで名付けました。
この「基礎・土台」には、
自覚している身体症状の根本原因と並行して、
忘れてはならないものがあります。
それが、“心”の問題。
胎内~誕生~今に至るまで経験によって積み上げられてきた、潜在意識+表在意識の『判断基準』
…つまり、“物事の捉え方や思考の癖を自覚し、受けとめ、改善していくこと”が、
身体の不調を改善する上でも、
セルフメンテナンスを行う上でも、とても大切になってきます。
例えば、肩こりの場合。
肩こりと言っても、様々な要因があり、
直接的には、首・肩周りの筋肉(僧帽筋や胸鎖乳突筋、斜角筋、後頸筋、その他脊柱起立筋群、菱形筋、回旋筋腱板など)の過緊張・短縮、
また、胸筋や上腕筋、前鋸筋、広背筋、腰部筋などの緊張による姿勢の変化(猫背など)、
間接的には、腸腰筋や大腿部筋群、腹筋群の過緊張および弛緩による骨盤の前・後傾によるアライメントの変化や、
足部の回内外などが根本原因である場合もあります。
これらの要因に対し、緊張している筋は弛緩させ、逆に弱い筋はトレーニングをして促通させ、バランスを取る。
また、筋膜の癒着や関節の歪みを改善して、全身のアライメントを整えてあげる。
この様に、お客様の身体的症状に様々な方向からアプローチすることで、肩こりという不快な症状は和らぎます。
だけど、その効果を持続させたり、不調を出にくくしたり、自分でメンテナンスしていけるようにするためには、これ以外に着目すべきことがあります。
それが、最初に述べた『心』なのです。
(その他、“ストレッチ”や“自分自身の身体の状態や使い方を意識すること”も挙げられますが、今回は書きません。)
人は、ストレスを感じた時、無意識的に筋肉が緊張しますよね。
例えば、仕事で上司のプレッシャーを感じている時や、忙し過ぎてあれもこれもしなければいけない時、寝不足が続いている時、育児でイライラしている時、人から怒られた時、喧嘩をしている時など、肩や首、顔まわりの筋肉に力が入り、身体がガチガチになっていることにふと気づきます。
(それが当たり前になって気づかない方もいらっしゃいますが。)
これは、ストレスによって、自律神経の交感神経(戦闘モード)が優位になり、無意識下で筋肉を緊張させるからです。
これを、うまく副交感神経(リラックスモード)に切り替えることができれば、緊張した筋肉は弛緩します。
しかし、ずっと交感神経優位が続き、筋肉や血管が緊張しっぱなしになると、筋肉は凝り固まり、癒着し、ほぐれにくくなってしまいます。
(おまけに免疫力も低下してしまいますしね。また、交感神経優位がずっと続いた後は、身体の防衛反応で次に副交感神経優位に傾き過ぎてバランスを崩し、無気力や身体のだるさなど様々な体調不良をきたします。)
おまけに、ストレスを感じると筋肉の過緊張から肩があがり、首の筋肉が緊張して顎もあがり、頭を前に突き出した猫背になり、胸筋や上腕筋も緊張し…身体の緊張がほぐれにくくなるとずっと交感神経が優位のままとなり…といった負の連鎖を引き起こします。
また、イライラは、肝の経絡を介して「気」の流れを滞らせる上に、疲れ目の原因にもなると言われています。
(疲れ目によって眼輪筋にできたトリガーポイントは、猫背の原因の一つである胸鎖乳突筋のトリガーによってさらに活性化されますし、負が重なり合っていくわけですσ^_^;)
このように、ストレスがいかに身体の不調に深く関係しているかが、お分かりいただけるかと思います。
『病は気から』と言いますが、まさにその通りですね!
で、このストレスの感じ方というのは、人によって様々で、
同じ事柄でも、全くストレスに感じない人もいれば、軽いストレスに感じる人から重いストレスに感じる人もいるわけで、
これは、その人それぞれの物の捉え方や考え方の癖といった、判断基準の積み重ねによって左右されます。
ですから、時間をかけて少しずつストレスを感じにくい判断基準に塗り替えていくことが、身体の不調を根本から改善するには大切だと感じています。
▪️自分の物事の捉え方や考え方の癖を良く観察し、自覚する。
▪️一つの物事には、良い面・悪い面の両方があるので、良い面に目を向け、プラスに捉えていく。
▪️自分自身や自然に沸き起こる感情を否定せず、まずは今の自分をありのままに受け止める。
その上で、心をプラスにしたり、行動を起こしていく。
▪️温かい交流やスキンシップ、その他身の周りに“快よい”と感じることを増やす。
▪️良い行いや言葉を心がけ、実践する。
▪️プラス思考の人と一緒にいる。
良いと感じたことは、素直に自分にとりいれてみる。
▪️完璧を求めず、楽観的に♪
など…
判断基準が変われば、おのずと身体も変わります。
