・America's rising star(アメリカの期待の星)

 

 今度こそ立ち上がろうとしたとき、イーグルが上に迫ってきた。たまらず目を閉じる。その時、近くで声が聞こえた。

「Seriously, why did she want to become a magical girl if she was so weak? Even though he transforms into a confident person, he still looks uncool. After all, magical girls should be talented, strong, cool, and very clever people like me. I'll show you an example of how girls fight. Little girl.( 全く、そんな弱くて何で魔法少女になろうと思ったんだか。自信満々に変身したくせに恰好悪い。やっぱり魔法少女は私のように優秀で、強くて格好良いとてもクレバーな人間が鳴るべきなの。私が女の子の戦い方の見本を見せてあげる。小娘さん。)」

彼女は弓を構えてさらに続けた。

「Battles are decided coolly, instantly, and beautifully. Now eat, you vile monster. My special move.( 戦いはクールに、一瞬で、美しく決める。さあ、食らいなさい、下劣な化け物さん。私の必殺技を。)」

彼女の弓は一撃でイーグルを仕留めた。

「あの、ありがとうございます。」

「すげぇや姉ちゃん、ありがとう。」

嘉穂と少年の声が重なる。彼女の名前は、エリザベス・ソフィア。最近日本に来たアメリカ人だ。身長が高く、スタイルも良い。八頭身くらいの身体に美しい金色の髪、それに透き通った緑色の瞳をしている。学業優秀、スポーツ万能。アメリカでも幼少期から何かと注目されていた逸材。ただ、勉強し始めたばかりのこともあり日本語は不自由だ。彼女は嘉穂と少年に微笑みかけると言った。

「As a magical girl, I'm doing all the things that come naturally to me. It's no big deal.( 私は魔法少女として当然のことを下までよ。大したことじゃないわ。)」

そしてまだ不慣れな日本語を付け加えた。

「ドウイタシマシテ」

ソフィアが去った後少年が嘉穂に語り掛けた。

「あのお姉ちゃん、強くて格好良かったね。英語はほとんど分からなかったけど、本当格好良かった。」

「そうだね。」

さりげなく受け答えをしながら嘉穂は不甲斐なさを感じずにはいられなかった。あのアメリカ人風の美少女はスタイルが良くて、強くて、格好良くて……私にはそれが1つもない。自宅に帰った後自室で泣いた。こんなんじゃ和樹に顔向けできない。頑張っても、全然上手く行かないんだもの…